伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

次期車両運搬具調達(7)

いよいよ次期車両運搬具ことマツダ・デミオが手元に届くまで一週間となりました。
ここでラストスパートとばかりに実物が来るまでに完結させにゃなりません(クルマだけに)。

書けるほどのヨタ話も無いのでいきなり本題に行きたいと思います。前回トヨタのディーラーに「スズキスイフトマツダデミオ」などという、ある意味ケンカを売っているような発言をして見積を取ってもらうという暴挙に出たところまで書きました。

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さてさて、その後どうなりましたやら……

ぶっちゃけ値段(値引き前)はどこも一緒

身も蓋も無い話をしてしまうと、スズキのスイフトマツダデミオ、そしてトヨタヴィッツ。これら全てBセグメントカーに該当します。
スイフトスポーツはちょっと位置づけが微妙なんですが、ここではBセグメントカーに限りなく近いCセグメントカーとしています。オフィシャルにはBセグメントカーになるんですが明確に他のBセグメントカーよりも違う車両なので)

ってことはどういうことか。以前「地獄の一丁目」などと書きましたけども、各社とも売るためには必死にコストを落として価格を揃えてきているんですよね。ぶっちゃけ値段はどこも一緒なんです。こりゃ困った。価格という振るい落とし要素が無くなったということですから。


ちなみに、当初考えていたスイフトスポーツはこの価格の要素(それと車格の問題も多少あり)で振るい落としを受けることになってしまってます。必然的に代替となるのがスイフトなんですが……
色々と異論はあるんですが、燃費向上を図った現行モデルのスイフトのエンジンが私にはどうにも微妙に思えてしまったんですね。事前情報ベースでも色々とあまり良くない評判(アイドリングストップからの復帰がスムーズじゃない、エンジンの吹き抜けが前モデルよりも悪くなっているなど)も耳にしていて、買うならスイフトスポーツかなぁと思っていたなかではかなり候補として後退してしまった感じでした。

そういうこともあり、マツダ・デミオトヨタ・ヴィッツのマッチレースという非常にトヨタのディーラーさんには辛い構図となってしまったわけです。

そもそも土俵が違うんだよなぁ……

そもそも論において、マツダトヨタでは扱っているクルマの幅も位置づけも異なるわけです。

トヨタというのは、世界でも有数の自動車メーカーです。当然揃える自動車も(さらに言えばディーラー網も)複雑多岐に渡っています。ヴィッツというのはもちろん世界的に展開している(国外では「Yaris」という名称)わけですが、当然これ以外にもBセグメントカーを持っているわけです。正直に言えばヴィッツ自体はトヨタの中においては(ディーラーやメーカーサイドは否定するだろうけども)エントリーカーの位置付けです。ここを橋頭堡により上級のクルマを買ってもらうためのある種入り口のようなクルマです。
一方マツダという企業はフォードと微妙に関係を持ちつつも基本的には独立系の比較的小規模な自動車メーカーです。販売台数にしてトヨタの1/10程度の規模なんですね。当然Bセグメントカーに位置づけされるクルマも(これまたCX-3というカテゴライズが面倒なクルマがあるんですが)基本的にはデミオしかありません。当然、これしか売るものが無いわけですから、力の入れ方も全然違うわけですね。

結果、その中身を見ると(特に価格面で折り合いのつくグレードだと特に)デミオに見劣りしてしまいます。

単純に考えればデミオでほぼ確定の状況。ただ、ここまでやってもらってあっさりと「じゃあマツダにします」と言い切れるほど私も不人情じゃありません。というより、それが言い切れないからこそかなり悩むわけであります。
ここから先、決定打となるものを模索する日々が続くことになります。

ってなわけでまたもや手抜き気味のヒキ・ジツとなります。

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