伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

次期車両運搬具調達(3)

この記事、冒頭のヨタ話部分について実はちょっとした空き時間を使ってデニーズで書いていたりします。


昔、セブンイレブンWi-Fiサービス(セブンスポット)を始めたときに、正直微妙だと思っていたんですが、7&iグループ全体で考えればデニーズというリソースもあって上手い使い方だと今更ながら気づいた次第。

ちなみにコーヒー一杯が税込で235円(おかわり自由)なので、スタバと比較するとまあ割安ですわな。昔からドリンクバーだのコーヒー一杯で粘る客ってのはファミレス業界は慣れていることもあってそれほど居心地が悪いということも無いです。
ノマドごっこを楽しむなら結構悪くない選択肢かもしれません。

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ちなみにセブンスポットですが、60分制限が2回というルールになっています。なので、利用するタイミング(特にデータ同期なんか)は要注意ですね。
特にOneDriveやOneNoteはとかく同期に時間がかかるので帯域を圧迫するわ時間切れでデータの不整合(OneNoteはこれが起こりやすい。本当に困る)がよくよく発生しますので。

さて、ヨタ話(というには貧乏臭い話ですが)はこのくらいにして本題に参りましょう。
ときに、ヨタ話といえば後々もっと触れるけどフェルディナント・ヤマグチさんのコラムのヨタ話って本当に面白いんですよね。勿論読み手によっては「リア充自慢乙」とか「金持ち自慢乙」とか反発を覚えるんだろうけども、ぶっちゃけあのコラムの本題部分ってかなり濃い(確かあの人本業がアナリストかなんかなので、ヒヤリングはプロなんですよね。そっちベクトルで話を聞き出すのが猛烈に上手い)わけで、導入部分としては本当に凄く読みやすく持ってきてくれるんですよ。アレもコラムの一つのやり方で、なんとか技を盗みたいところであります。

さてさて、ヨタ話が本当に長くなってしまいました。前回の続きからになります。

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「ヒントはBセグメント」というところで終わってたかと思います。

Bセグメントは地獄の一丁目

穏やかじゃない見出しですけども、現実的にはまさにそれです。
そもそもBセグメントとは? という話ですけど、難しい話はみwikiさんに聞いて頂くとしてぶっちゃければ「小型の自動車」ってことです。日本で言えばヴィッツフィットと言えば大概のひとはピンとくるでしょう。

日本ローカルの話をすると、サイズにして4700mm(L) x 1700mm(W) x 2000mm(H)で、エンジンの排気量2000cc以下の自動車は「小型自動車」として色々と有利なのであります。所謂「5ナンバー車」というヤツですな。必然的にまるでNaval Holiday期の「条約型」と呼ばれる艦艇よろしく規制ギリギリの作りをするわけです(概ねこれらはCセグメントカーになる)。
で、Bセグメントはそれよりも小さいわけです。大概1000ccや1300ccのエンジンを乗っけて4000m(L) x 1695mm(W) x 1500mm(H)くらいのサイズになりますでしょうか(ヴィッツ現行モデルを参考にした数値)。

要するに良くも悪くも小さいクルマなのであります。メリットもデメリットも全て「小さい」ということに帰結する。そんなクルマです。

物凄くいい加減なたとえをするならば「小型自動車」の枠ギリギリの自動車を「条約型軽巡洋艦」とするならば、こちらは「条約型駆逐艦」のような類と思って頂ければ、昨今の艦これブームの中比較的通用しやすいかと思う今日このごろであります。

駆逐艦もといこれらBセグメントが無くならない理由は簡単で、無茶苦茶需要があるからです。
ファミリーカーとしてもギリギリ使えなくはない(夫妻に子ども1人程度なら全く問題ない)し、若い連中にはクルマに親しむ入り口になります。地域によっては家族全員で乗るクルマ(オカネモチだったりするとこれがベンツだのBMWだのレクサスだの、場合によってはレガシィだったりクラウンだったり、まあ色々ですわ)の他に、日常のアシとしてこれらBセグメントカーが使われることが、ままあります。極端な話それなりの収入を得ている世代から毎日ひぃこら言いながら生活している私のような貧乏人まで幅広く乗るクルマ。それがBセグメントカーです。

当然需要があれば各社殴り込みをかけます。
日本であればヴィッツトヨタ)、ノート(日産)、フィット(ホンダ)、スイフト(スズキ)、デミオマツダ)あたりですな(もっと他にもありますけど、私が知ってるのはこのくらい。ってか日産ノートってBセグメントだったってコレ調べて初めて知った(マーチがBセグメントカーかと思ってた)。海外でも当然VWポロがあり、プジョー208があり、そしてフォードにフィエスタがあります。
日米欧主要メーカーが各社の製品で血みどろの殴り合いをし、負けたメーカーは地獄を見る(大体経営が結構微妙なことになる)そんな地獄の戦場、それがBセグメントです。

当然、各社強みを活かして色々やってくるわけです。デザインや車両の性能、そして価格。最先端の技術やオーバースペックな出力なんかは厳しいけども、他社と戦う上で必要不可欠な技術は各社必死でコストとも闘いながら載せてくる、そんなクルマが数多ある、そんなマーケットです。

実は今現在(そして今月末には引退が決まっている)カローラⅡはこのセグメントに属していました(厳密に言えば、AセグメントなのかBセグメントなのか、かなり微妙なクルマではあるんですが、スターレットの存在から一応Bセグメントに存在しているというふうに判断しています)。自然、各社の強みとかを見ながら同じセグメントのクルマを選ぶ…… そういった考えになるに至るまで、それほど時間は必要ありませんでした。

本当に"fun" "interesting" "joy"に必要なものは?

さてさて、本当に問題になってくるのはここからです。
同じサイズのクルマをただただ選ぶだけでは「car as a fun, interesting and joy」は得られません。中で働いているひとも色々知っているからあまり言いたくないけど、正直地雷のようなアレなクルマがあるのも事実だったりします。

ここからの選択と試行錯誤が長い苦悩の日々でした…… というわけで本稿はまだまだ続きます。

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