今日のはてブ(2015/07/27)
黒猫――もちろん見目麗しきツンデレ気味な美少女キャラではない――が目の前をよぎる以上の不吉な出来事があり、とてもじゃないけど残業をしてまで仕事をする心持ちになれず早々に撤退して今に至るという状況でありますことよ。
しっかし、あれですな。昨今のモバイルPCの重量に慣れてしまうと、古い世代のノートPC(一応モバイル可能という位置づけなんだけど)がとてもじゃないけど耐え難いものになるというのも辛いところです。ましてやそれが会社支給端末であれば。個人持ち端末であれば、ある種必要経費なもんで自分で買い換えるとかするわけなんだけど、会社支給じゃそういうわけにもいかない。挙句、ネットワークにつなぐためにはそれを使わざるを得ないわけで。
ユニクロの自滅
出発点から道を逸れ続けた挙句の今があるといったところでしょうか。引用記事はこちら。
マクドナルドの二の舞か? なぜだ! ユニクロが突然、売れなくなった 「飽きた」「高くなった」「もう欲しい物がない」……
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44266
[経営][経済][ユニクロ][ファッション][企業][ビジネス][生活]元々ユニクロって中年層向けの着やすいカジュアルの位置付けだったしそんな仕立て、パターンだった筈なのが、いつの間にか物凄く窮屈な仕立てになっていっただけかと
この問題って結構古くて新しいというか、実のところ10年以上前から宿痾のように抱え続けてきた問題なんですよね。
実のところ、ユニクロというアパレルが一気にのし上がった最大の理由って、中年層にとって従来中途半端にカネがかかっていたカジュアルウェアに対して、かなり満足できる金額で着心地の良いプロダクトを提供していたことなんだと思う次第なんですね。なんでこんな話をするかというと、我が家にユニクロ(当時は店舗も少なかったから、クルマで1時間程度先まで行ってた記憶がある)が入りはじめたのがそれだから。
うちの両親は共に団塊の世代で今となってはリタイアメントした年齢です。ただ、当時は中年層の後半といった状況で且つバブルも弾けて久しい中でそれなりの縫製で着心地が良くて、年齢相応の見た目(イコール若者層にとっては「ジジババむさい」シロモノだった)のプロダクトでそりゃ手を出すよって感じなわけです。
ジジババちっくな服装が(当時から)スキだったアテクシも当然ユニクロで育った世代(多分世間一般で言えば第ゼロ世代なんだと自認している)なんですか、何時からか買うことがほぼ無くなってしまった。
理由は簡単です。いつの間にか、中高年が着るにはタイトで若者に媚びたシロモノになってしまったからです。
多分分水嶺はフリースの大ブームなんでしょうけども、一気に若い世代向けにも売れるようになってユニクロ内部のパターンナーも代替わりしたりして、袖丈や袖周り、全般的に造りが非常にタイトな造りになってしまった。悲しいかな、超特大級のアメリカンデブであるアテクシにはとてもじゃないけど着れないものです。同時に中高年にとってもそんな窮屈なものを「カジュアル」即ち休日着として着るか? というとそんなわけないです。だって、ゴルフ行ったときに肩口が窮屈なんてぶっちゃけ拷問でしょう。
別にワタシやうちの家族、中高年に限った話じゃなくて、ユニクロのシャツなんか技術者連中のそれなりフォーマルとして機能していたわけだけど(作業着の下に着る感じね)身の回りで着る連中はどんどん減っていきました。大体2000年前半と2010年台に入ってからの比較で行くと十分の一じゃ効かないくらいだと思う。それほどまでにかつては猖獗を極めていたユニクロがどこかへ消えていってしまった。
一方で若い世代はというと同じような推移なんですよね。海外から所謂「ファストファッション」が本格的に進出してくると、ぶっちゃけそっちに流れるわけです。若者からすればユニクロって中途半端なんですよ。源流が中高年向けでなんだかんだでデザインコンセプトが古臭いんです。そりゃ微妙な状況になる。
この記事そのものは休日日数が揃ってないとか突っ込みどころはあるんだけど、先行きで言えば正直かなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。相当にドラスティックにパターンを変えていかないと恐らく消えることになると思います。
道具における基本とその考え方
まあ、ワタシ自身、なんといいますかド下手の素人写真しか撮らないからエラそうなことは言えないけども。
若干違和感を覚えたところがあったのでピックアップです。
「ビギナーは高額なツールを持っていない(持ってはいけない)」という思い込みはやめようよ、って話。
http://wivern.exblog.jp/24696776/
[写真][レンズ][考え方][考察][カメラ][一眼レフ][デジカメ][ボデー]具体的にやりたいことが明確になっているケースでは指摘の通りなんだけど、何となく一眼レフといったケースではエントリー機材を勧めたくなるのは人情だよね。
多くの一眼レフカメラ(勿論今じゃ99.9%がアタマに「デジタル」がつく方なんだろうけど)を購入するひとたちってそれほど明確に撮りたい対象が決まってないんですよね。
なんとなくマイクロフォーサーズのカメラが軽くて持ち歩きがしやすそう(や、ぶっちゃけコンパクトデジタルカメラで十分でしょ)とか、子供の運動会を撮る(それだけならぶっちゃけ望遠が強力なコンパクトデジタルカメラの方がいいですぜ)とかそんなのがきっかけなわけです。
引用元で言うように「超望遠のアングルで鉄道や航空機が撮りたい」とか、明確にやることが決まっているならその機材を選ぶしかないし、たとえビギナーでも選ぶべきでしょう。アマチュアの立場でもスポーツ写真を撮らないといけないなら、極端に高いボデーを買う必要があるでしょう。そういったケースはもはやビギナーだからとかハイアマチュアだからといった議論でどうこうすべきじゃなくて、あとはやりたいことに対してどんな技術が必要でどのように慣れるべきかという議論でしかないわけです。
一方冒頭に述べたとおり、大概の一眼レフユーザって精々キットレンズ(という名の微妙レンズ)をギコギコAFさせながら微妙なことになっているのが大概なわけです。
であるならば、無理やり高い道具からスタートするんじゃなくて、初級機+単焦点の標準レンズという基本中の基本の組み合わせで遊ぶ方が工夫がし易いし何をしたら愉しいか、だんだん見えてくるんじゃないかと思います。
自慢じゃないけど、知人が一眼レフを買うとき絶対に単焦点の標準レンズを買えと言いました。今となってはそのアドバイスは大正解だと思うし、そのレンズをうまく使ってかなり楽しい写真を撮っていると聞いています。
ワタシ自身古い連中の物言いには基本的に辟易することが多いけど、一方でそれらには一聴の価値はあると思ってます。この手の話題なんかはまさにその類だと思いますけどね。
インタビュー 「マイナンバーは必ず狙われる、そして攻撃者は侵入に成功する」、RSA幹部が警告
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/interview/20150727_713494.html
[セキュリティ][IT][マイナンバー][行政][アジア]当たり前の話だけど、そこに狙う価値のある情報があれば、どれだけハードルが高かろうがチャレンジして成功する連中はいますわな。予防と同時に被害極限も必要