伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

続・オーケストラは素敵だ オーボエ吹きの修行帖(茂木大輔/音楽之友社)


N響首席オーボエ奏者によるエッセイ。以前紹介した前作の続編だ。あとがきに「山下洋輔」の名前が出ているように、所謂「昭和軽薄体」の雰囲気に満ちていて、とっても楽しいエッセイ。
各楽器についての解説的な内容が多かった前作よりも「楽隊」の裏話的な話や著者のドイツでのオーディション話がある本作の方が私は好み。ただ、そのせいもあって音楽に詳しくない人にとっては若干とっつきにくいかもしれない。
また、本作の内容は二冊に分冊されて中公文庫に再録されている。そちらを手に取ってみてもよいかと思う。