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伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2017/03/23)(追記あり)

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久しぶりの「今日のはてブ」です。
前回がいつだっけとカテゴリを調べたら、直近がこちらの記事でした。
yohichidate.hatenablog.com

丸々一月以上放置状態って、我ながら情けなくなりますね。

一方ソ連はAK-47を作った――ぺんてる オレンズネロの話

昨月にぺんてるから発売された「オレンズネロ」というシャープペンシルの話です。

この記事を見て早速調べたら、恐らくオフィシャルサイトとAmazonの次にズラッと紹介しているブログが並んでいてエラくパブにカネを使ったんだなぁと思った次第です。こちらの記事も恐らくそういうパブの一環っぽいお話。

ぺんてるの3000円の高級シャープペンが売れすぎでまったく供給が追い付かない理由(いしたにまさき) - 個人 - Yahoo!ニュース

品薄云々はともかく、ここまで部品点数や精度を上げて耐久性は大丈夫なんだろうか? 正直精密過ぎる道具というものに良い印象が持てないのだが

2017/03/23 17:44

私自身筆圧が比較的高めなのと、日常使いの筆記具が万年筆ということもあって食指があまり伸びなかったのですが、細かい線を使いたい向きには良いのかもしれませんね。このあたりは嗜好や用途の問題もあるのでこの場でガタガタ言う話じゃないでしょう。あと、品薄商法というあたりも通常流れる量に合わせたライン*1を立ち上げるくらいで、極端な作り溜め・垂直立ち上げもしてないでしょうから、流行りモノになったらそりゃ足りなくなりますわな。まあ、そのワリには冒頭書いたようにパブに結構カネを使った印象があるわけですが。

個人的に物凄く気になるのがこの記事に出ている部品点数の多さと精度の話です。
機能として「自動芯送り」がある関係上、一般的なシャープペンシルと比較して部品点数が多くなるのは分かるんですが、それでも倍以上はちょっと極端に多い印象がありますね。精度に関してはまあ話半分ではあるものの、一般的なシャープペンシルと比較すればクリアランスはシビアなものなんでしょう。手組みというあたりに関しては、単純に自動化ラインを建てるほどの数量が恒常的に出ると見ていないだけの話だとは思いますが、まぁ一応「匠の技」ということにしておいた方が良さそうです。

それで、耐久性はどうなんでしょうね。一応1年間の保証がつくそうなんですが、正直それ以降の期間どの程度使い続けられるかを考えると非常に微妙なものを感じます。万年筆なんかのように常時身につけて持ち歩くような類の筆記具じゃなくて、机に転がしておくような類と思って使うべきなんでしょうけども、ハードに持ち歩いたら簡単に故障しそうで怖いです。

まあ、文房具程度で「耐久性」を論じるのはアホらしいというのもわからなくはないんですが、色んな意味で「ミッションクリティカル」な受験生が受験会場で使っていたけど、試験当日、それも1科目目の開始5分のタイミングで壊れましたとかなったら…… ちょっと想像するに背筋が寒くなるような状況ではありますわな*2

耐久性という話になると、上述の部品点数が多いというのが物凄く引っかかってくるわけです。部品というのは当然ですが点数が多ければ多いほど傾向としては故障する可能性は高まります。特に可動部品に関しては間違いなくそうです。モノが動くということは当然その過程で摩擦等が発生して減耗していくわけで、将来的な故障へどんどん近づいていくということですから。それで具体的な設計図を見たわけじゃないので微妙な話ではありますが、細かい可動部品が多いように見えます。細かい部品というのはそれだけ減耗への耐久時間という意味では微妙さをはらんでいるわけで、そのあたりがどうなのかな、と。

さらに精度というところも非常に厄介な問題があったりします。精度が高いということはそれだけタイトな設計を実現出来る*3ということなんですが、この商品の場合はどうなんでしょうか。極端にタイトな設計の場合、当然部品の摩耗は激しくなる傾向にあるわけでそのあたり非常に不安を覚えるところです。

タイトルで「AK-47」なんて書いたけども、個人的には少ない部品でクリアランスをある程度取った設計の方が好みですね。このあたりは冒頭書いたとおり好みの問題ではあるんだけども、荒っぽい使い方をするような人にはあまりオススメすべきものでもないように思うところであります。

(2017/03/31追記)
先日現物を触ってきました。金属粉を混ぜた樹脂の軸というのは正直微妙なさわり心地でしたね。まぁ、過剰に重たくないのは良いのですが。
で、一番の問題点は「芯が簡単に折れる」。試し書きしましたけどポキポキ折れて使い物にならないです。これは私の筆圧が高いってのがあるんですが、それにしたって使いにくいです。個人的にはパスですね。

*1:はてブ先の記事では「手組みで製造」という文言もあるので、単純に「ライン生産」と言ってイメージされるような完全自動化のラインでは無いようですが

*2:もちろんそんなミッションクリティカルな環境であれば、予備のシャープペンシルを持ち歩くのは当たり前の話ではあるんですがね

*3:精度が低い場合、それに応じてクリアランスを取らないといけない