伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今月の日経Linux(2014年11月号)

ごめんなさい。発売日から1日遅れでございます。

マジメな話、真剣に勉強しないといけないという危機感が…… その反面もっと遊びたいという欲望も。趣味と実益を兼ねるなんて簡単に言うけど、成果につなげるのは本当に難しい。

"太っ腹"のオンラインストレージ「MEGA」 Linux用クライアントを提供開始

この手のオンサインストレージもそろそろ飽和状態だけに、どこかに特化するってのは必要なんだろうけど、どうなんだろうね。
Linuxに親和性が高いところでいうと、Dropboxはオフィシャルに同期用クライアントを提供してて、GoogleドライブはオープンなAPIをベースにオープンソースソフトウェアで同期用モジュールがある。OneDriveはそこらへんが微妙で基本的にWindowsiOSAndroidだけだったかな。
基本的にオンラインストレージってどこからもアクセスできないと意味が無いわけでそこらへんは担保して欲しいよね。ってか、そういうところしか生き残れないと思う。

ラズパイで手軽に3G接続 屋外のデータロガーなどに有用

ようやくRaspberry PiやGalileoとかの使い道のイメージが湧くようになってきて、要するに今まで専用のハードウェアとかをイチから作らないとダメだったところをベースの部分(処理の仕組みとかデータ伝送とか)は提供するからセンサー部分だけ作ってねってのが出来るようになったって話なんだよね。
例えば生産や研究周りの測定機器とかセンサー部分とI/Oの仕様さえわかっていれば、あとはこういったボードに繋いでネットワーク経由で伝送するとか色々使い道があると思う。
ここで紹介されている3G接続はどちらかと言えばネットワーク接続が難しいような遠隔地がターゲットかな。
これを提供しているところがメカトロニクス機器を手がけるメカトラックスって会社なのも使い道と合致している感じ。

OSS文化の教育が移行成功の鍵 iOSなどモバイル対応も進む

極端な話かもしれないけど、こういったオフィススイートをPCというプラットフォームに依存した形で展開するのは時代遅れで、本当の鍵はスマートデバイスへの展開でしょう。
Androidであれば比較的親和性はありそうだけど、iOSは本当に色々と苦労があるんだろうなというのはわかる。わかるけど、そこにもっと注力しないと本当に「勝負アリ」になってしまいそう。

Intel社がEdisonを正式発表 日本での出荷開始は2014年10月

もう実際に流通しているのかな?
サイズはほとんど親指2つ分くらいで、それでLinuxが動くってんだから驚くしかない。無線LANBluetooth搭載って話なので、白物家電に突っ込むとかそういう用途なのかな。

第1特集 楽しい電子工作

お遊びとしての電子工作というよりも、これらの技術を使ってどうやって商売に持っていけるかって見ると、Part2のところの内容は結構有益かな、と。特にシビアな制御をすることを考えたらマイコンボードのArduinoとかGalileoを使うことになるだろうし、もうちょっと適当なデータロガーとかセンサー情報を拾って伝送する程度のものであればPCボードの方が実装がラクそうとか。
あと、回路図用のCADソフトの「Fritzing」は前にも出てたと思うけど、実際にフリーでしかもマルチプラットフォームなのね。こいつも要調査だな。

で、ここからはお遊びの話。プラットフォームにLinuxが使えるなら、Raspberry Piを使って高機能目覚まし時計が作れそう。時計の機能はネットワーク経由でntpで同期させて正確な時間が取れるし、アラームの音源はmp3とか使えばいいかな。目覚ましのロジック周りはアプリとして実装しちゃえば良さそう。

それで11月10日締切で「みんなのラズパイコンテスト」なんて企画も。時間的余裕が厳しいなあ…… ただ、実際うちの目覚ましが壊れているから作りたいだけなんだが。
……はいそこ、買った方が早いとか言わない。

第2特集 1週間でUbuntuの使い手になる

正直あんまり目新しい話も無く……ってな感じ。弄り始める前に読んでいたらもうちょい印象は変わったと思うんだが…… まあ、日経Linux自体比較的初心者から濃い人までが対象だからこういう企画もありってことで。

第3特集 Linuxベストソフト30

こちらは個人的には有難い。Master PDF Editorは多分すぐ入れることになると思う。KRDCはリモートデスクトップで云々をあまりやるつもりは無いけど、お仕事ベースで使うならアリかな。ClamTkは苦労してClamAVを自動実行するためにShellとcronに格闘した時間を返せ、と。速攻入れますわな。XMindはマインドマップアプリでどっちかといえばお仕事向けのような気がするけど、最悪自宅でやることを考えたら入れるかな? GnuCashは経理系ソフトで一度触っておきたいと思うけど、あんまり興味は無い。
お遊び系で言えばA列車クローン的なOpenTTDはちょっと遊んでみようとおもう。あとは安定のGoogle Earthかな。

日経ソフトウェアバックナンバーDVD

なにこれ、SoftwareDesignの向こうを張るような企画は。
ちょっと興味はあるけど、直販のみなのかな?

Ubuntuでやってみよう! もっと使えるLinux超入門 第1回 ターミナルの便利な使い方

今回の内容については、個人的には知ってる範疇のことだったのであまり読むべき内容は無し。ちなみにここで紹介されているGuakeはマジ便利ですよ。カスタマイズも(標準のターミナルよりは)ラクチンなのでオヌヌメ