伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2016/11/05~2016/11/07)(2)

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ガールズ&パンツァーを友人に勧められたのですが、結局ろくすっぽ見ないまま今日に至っています。
伊達要一です。

拡張現実が戦車兵に与えるもの

【やじうまPC Watch】HoloLensを採用した戦車乗員向けヘルメットが開発 - PC Watch

戦車の乗員室の環境は外界と遮断されているし、ARによって視界や情報が得られるのは非常に大きいでしょうね。あとはロバスト性が気になるところ。

2016/11/07 10:59

ウクライナのメーカーということですが、かなり面白い製品ですね。ウクライナ軍をはじめとして、Microsoftや場合によっては米軍も支援しているんでしょうか。

プロダクトという観点では視界が極端に悪い戦車という環境ではこれはアリでしょう。
もちろん最初はある程度機能を制限して、例えばヘッドアップディスプレイレベルの情報だけ出すようなイメージでしょうけど、馴染んでくれば殆ど視覚情報をここに出すようなスタイルになるかもしれない。

一方で戦車以外での導入はまだまだ先でしょうね。
人間の視覚にはもちろん限界があるけども、それほど極端に視界が悪くない環境下で目の前を情報でふさがれると、かなり邪魔くさく感じる向きが多そうではあります。
暗視装置等を活用せざるを得ない特殊部隊向けに導入が始まってそこからどこまで広がるかでしょうね。

それにしても出してくる情報の数が気になりますね。このあたり先日のマツダのイベントでも思わず感心したけど、人間工学的に一発で把握できる情報の数って5個プラスマイナス2個だそうで、相当に限られているんですよね。忙しい戦闘時に必要な情報をどのようにデザインして表示させるのか、かなり興味を惹くところです。

あと、気になるところとしてはロバスト性ですね。戦車の中で使うということは、最悪被弾して死んだ方がマシなくらいに揺さぶられたりするわけで、そんな環境下でどこまで動作が維持出来るか。表示がぼやけたりして「出ない方がマシ」みたいな状態になったら、ジャマなだけですし。
まあ、そのあたりは今後ウクライナ軍でトライアルする中で洗い出していくんでしょうね。