伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

本日の更新(2016/10/28)

昨日(というか今日未明)案の定更新を寝過ごして忘れる始末。

yohichidate.hatenablog.com

正直色々とボロボロ状態なんですが。
伊達要一です。

電車の自動運転自体はATOの形でかなり普及してますね。実際に運転士が居ない形態で運行している路線もある。
ただ、高架線だったり地下鉄だったりと平面交差が存在しない路線ですね。

昨日自動車の自動運転についてかなり時節に反した夢のないことを書いたんですけど、鉄道業界で未だに地上線部分で普及していない理由を考えてもやはり厳しいですよね。踏切やホームといった道路と比較すれば少数の自動運転の妨げになる区間に対しても対応してまでやる必要性が無いと思われている。まあ、これは法令との絡みもあるわけなんですが。

昨日の話で高速道路や主要国道でならって話をしたけど、正直それも鉄道の事例を見る限りは厳しそうです。

何度も繰り返すようでアレですが、50年後くらいを見通した場合に自動運転が実現するということは十分に考えられるでしょう。当然見合った研究開発を進めておかないと自動車会社も痛い目を見るし会社としてサステイナブルに運営していくことは出来ない。さらに言えば運転へのサポートというのは(航空業界がそうだったように)段階的に進んでいくことでしょう。ただ、世間で言われているような「自動車会社の終焉」だとか「トラックドライバーの職が無くなる」というのは明らかに暴論であって、そんなことが今日明日発生すると考えるのはバカバカしい話です。
よしんば先進国で設備が整って普及したとしてもそれが発展途上国なんかに波及するのに何年かかるんでしょうか。また道路側のインフラは当然メンテナンスが必要なわけで、作ってハイおしまいというものでもない。

技術の進歩によって自動化が進むことそのものは歓迎すべきことだし、そういった技術を搭載した自動車が今後主流になっていくことは否定しないけども、いかにも明日にはそうなりますみたいな話が大手を振っている状況は違和感を覚えます。明らかにそういった技術で商売をやっていきたい会社の宣伝に乗せられているとしか思えない。