伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2014/12/30)

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年の瀬になってだいぶラクになるかと思ったらそうでなかったでござるの巻というこの地獄。

シェルスクリプトワークショップ資料 - 初心者向け「シェル芸」
[シェルスクリプト][Shell][ShellScript][初心者向け][まとめ][slide]まずはここに書いてあるシェルを叩いてみて \すげぇ/ ってなって、それからがまずスタートってことですな。

(追記)シェル芸周りは結構修羅の道ではあるものの、試してみるハードルはかなり低いし「Enjoy」するきっかけとしては非常に良い取り組みだと思うんですよね。
今回ここで取り上げられているようなものって、そこまで日常ゴリゴリ使うかというとそうでもない(わけでもないのがアレですが)ですが、まずは騙されたと思ってCLIにブチこんでみるとよろしいかと思う次第。
Linuxの環境そのものは、最近のPCであればVirtualBoxに適当に(ただし今どきのディストリビューションを動かすのであればVRAMの指定は最大の128MBにした方が良い)仮想マシンを作ってそこで遊べばそれほど手間もかからないかと。

ただし「危険シェル芸」は決してやらないでください。あれはわかる人だけがゲラゲラ笑って決してコマンドとしては入れない類のものなので。
江頭2:50出川哲郎、月亭邦正のマネを素人がやったら大やけどするのと同じと思っていただければ)

【必見】Linux歴15年の俺氏、オススメソフトを紹介して普及を目指す!

http://www.news30over.com/archives/7994566.html
[Linux][2chまとめ][Chrome][Google][Guake Terminal][vim][FreeMind]この中でいうとFreeMindがちょっと使ってみたい感じかな。

(追記)Linux周りで「これを使いたい」と思わせるソフトウェアって、以前はそれほど無かった印象がありますが、時代も変わったなぁという感じがあります。
無論、昔からVimだとかGimpなんかはあってそれをゴリゴリつかってた人は一定数いたけど、Vimなんかもここ数年(ってかNeoBundleが出て)使われ方がだいぶ変わってきたし徐々に位置づけが変わってきつつあるという感じがあります。
極論、Linuxじゃなきゃ動かないってソフトも少なくてここで紹介されているソフトでも結構な割合ネイティブのWindows環境で動いたりはしますが、Linuxの方が取り回しがラクだったりするので冒頭のシェル芸同様試してみるといい感じかと。

唯一このまとめで気になるのが紹介しているディストリビューションがかなりマニアックなところ。何でもかんでも初心者にはUbuntuってのも芸がない(その上重たいし……)のはわかるものの、とはいえマニアックなディストリビューションでトラブったときに初心者にはキツいよなぁという感は拭えないです。

2年前くらいの安い中古のマシンにネイティブでUbuntuを入れるんであればそれほど困ることも無いんですが、なかなかどうして現実的には厳しいですね。(そういうマシンであればWindows7機として現役ですし)
実際、私もノートPCを導入するのに最初そういったパターンを考えていたんですが、持ち運びなんかを考えて結局PanasonicのRZ4に日和った経緯もあるわけで。

これは気になる…コミケ新刊「この"いりこ”がすごい! ※実物大見本付」

http://togetter.com/li/763333
[コミックマーケット][Togetter][食][twitter][同人誌][書籍]こういったどう考えても商業で成立しない本を探すのがコミケの醍醐味なんだよねえ……

(追記)ちょっと紹介するのが遅くなったので微妙ではあるんですが、来年以降のことも考えて敢えてTake Noteしておきたいと思います。

金融系メインフレームはなぜCOBOLをつかうのか

http://togetter.com/li/761401
[Togetter][twitter][プログラミング][COBOL][金融][開発]まとめとコメントがやたら熱いのがなんとも。

(追記)金融系メインフレームというか所謂勘定系ですね。
こういった微妙な領域(百科事典にまとめられるには最新過ぎる、専門家の記述があまりに専門的すぎる)に関しては非常にWikipediaが役に立ちます。

勘定系システム - Wikipedia
銀行のオンラインシステム - Wikipedia

一般的にイメージしやすい勘定系システムというと「第三次オンラインシステム」の世代以降になるわけですが、基本的にこの時代までで言えば企業の業務システムといえばホストコンピュータを「使わざるを得ない」状況だったわけです。で時代が下って今に至るのですが、さすがにこういったミッションクリティカルな類でもUnixや場合によってはWindowsでも十分処理できるようになるんですが、今度はそういったシステム投資がしにくい環境になったというのが非常にデカいのかと。

じゃあ、パッケージは? という話になるんですが、地銀や信金であれば同じシステムの横展開の動きがあれど都銀クラスになってくると間尺に合わなかったりデータ移行が非常に厄介という問題もあって結局レガシーな部分を残しつつもホストから脱却しにくいという問題があるわけです。

現実にCOBOLの技術者が今後どれだけ確保できるか? というところを考えるとおそらく二十年くらい先を考えればここも決して聖域ではなくなるだろうけど、今すぐってのは難しいでしょうね。