今月のSoftwareDesign(2014年10月号)
改めて発売日当日にメモを書くことをやっていると、今まで読み飛ばしていた連載が多いことに気がつく。いやあ、もったいないことをしていたもんです。
・先月の後始末
なんといいますか先月号がどこぞのインド人を右にばりにしっちゃかめっちゃかなせいで、最新用語解説が2つも掲載されていたり。なにがあったんでしょうか?(お盆進行の修羅場のせい?)
・Hosting Department 102 新機軸も登場したBYOD シャドーIT対策にも有効
実際、中小企業だとMDMを中心にして個人もちのスマホを活用せざるを得ない状況だけに、色々と商売のタネになりそうな分野。
ただ、大企業にぶら下がっているところだと、あんまりウマみは無いかなぁ。せいぜい丸抱えで口銭抜く商売やるところの一アイテム(ツール)くらいの位置づけじゃないかと。ただ、iPhone6 PlusとかAndroid端末の動向を見るに、スマートフォンそのものがタブレットとくっつく動きはあるので、その中で業務端末のひとつとして商売のタネにはできるのかな。
・DIGITAL GADGET 190 IDEA2014にみるガジェットプロダクト
ここで取り上げられている受賞しているガジェットよりも、囲みで取り上げられているSquare Stand(https://squareup.com/stand)に興味津々。iPad向けのレジアプリなんかと連携して小規模な飲食店の経理端末としてうまく活用できたら、かなり面白いことができそう。注文取りをiPhoneとかiPod Touchとかでやって、決済はiPadとかね。
・結城浩の再発見の発想法 17 Template
頭の悪いことを書くようで恐縮なんだけど、そもそもプログラミング言語の関数とかプリセットされているクラスとかって、Templateそのもののような気がする。
もっともここで書かれているのはどちらかというと、ユーザで定義した関数とかクラスを指しているんだろうけど。
・はんだづけカフェなう 48回 Intel Galileo Gen2とRaspberry Pi Model B+
日経Linuxとかでも繰り返しネタになっているIoT向けのボードのお話。
色んな遊び方は出ているんだけど、いまひとつ食指が伸びないので読み飛ばし状態になってるんですよねえ。勿体無いとは思うんだけど。
・[第1特集]今ふたたびのJava
現状、そこまでJavaを弄っているわけじゃない(ソースを読むことはあるけど)ので、あまりに実装よりのネタが多く「後で読む」状態な感じ。
第3章のEclipse以外のIDEはちょっと面白かった。特にvim周りのところが。
・[第2特集]サーバの目利きになる方法[前編]
この記事だけでも買った価値あり。といっても読み手のレベル依存なところはあるけど。どっちかといえば初歩的なところ(とはいうものの、まったくの初心者には辛いな、これ)からだから「知ってるよ、そんなこと」になりがちではあるのだけど、こういう企画はニュービーには大変有難いものだと思う。
多少ケチをつけるとしたら、消費電力だとか熱周りの話も触れて欲しかったがそれは流石に欲張りすぎか。
来月号はネットワークとかストレージ周りということで、こちらも期待大。
・実力検証 NICをまとめて高速通信! 後編 リンク・アグリケーションの実力は?
ネットワークの部分って、サーバ構成をスケーラブルにするときの最大のボトルネックになりがちだったので、こういう手法は面白いし使い道は多そう。
ただ、これ、使うとしたらどこぞの艦娘さんのところとか考えると大変にもにょる……
(DMMの中の人とか、こういう手法で泣きながらインフラ維持してるのかなぁ……)
・Hinemosで学ぶジョブ管理超入門
ジョブ管理システムってOSの機能(小回りが利かない)か商用製品(デカいし高いし導入しにくい)のどっちかのイメージがあったけど、OSSでこんなのが出てるのね。
この連載は追っかけてみよう。
・Heroku女子の開発日記 第2回 最初の一植え Herokuにデプロイしてみましょう
先日、フリーで遊べるということを聞きつけてちょっと試してみようと思っていたところで非常にタイムリーな連載。
とりあえず連載のサンプルコードを弄りながらお勉強だな。
・サーバーワークスの瑞雲吉兆仕事術 第3回 コンシューマライゼーションはベルリンの壁崩壊と同じか?
社内LAN撲滅運動は、マネは難しいけど物凄いと思う。確かに規模感の問題はあるけど、管理しきれないなら社内にサーバリソースを持つのは負担ばっかり(主に人に対する)増えてあんまり良いことは無いし。
ただ、サーバにアクセスして遊べる環境はなんらかの形(それこそIaaSとかの形でもいい)で残さないと先々が大変なのは言うまでもないこと。
・Ubuntu Monthly Report 第54回 mini-builddでパッケージのビルド&配布環境を構築する
Linux周りのアプリって、PPAとかgit hub経由だとかソースからmakeしてbuildする以外の方法もあるんだ。