読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

本日の更新(2016/11/26)

STYLUS 1sテレコンバータワイドコンバータが今日到着予定でwktkが止まりません。
伊達要一です。

こいつが来れば、RJTT*1の2タミ*2からテイクオフやランディングを撮るときにもっと寄れるので、面白い写真が撮れます。正直に言うと、2タミから35mm版換算で焦点距離300mmのレンズだと迫力が足りないんですよね。ある程度切り取ってやらないといけないわけで、それがちょっと不満でした。テレコンバータをつけると換算500mm強まで寄れるので今から楽しみでなりません。



今朝もエラく寒かったですね。
ただでさえ寝起きが非常に悪いアテクシですが、それに輪をかけて悪化する季節がやってきてしまったという思いに囚われます、はい。なにしろ足元が相当冷えるんですよね。この季節は自室でも靴下とスリッパを履いているけど、冷気が床に溜まるのか足先が凍える感じが酷いです。

それでも日中はまだマシなんですよね。南向きのやたらデカイ窓が据え付けてあるためか太陽熱が部屋に入り込んでくれて、だいたい摂氏20度くらいまでは室温が上がるんです。夜はもうなんというか全力でPCをぶん回して暖房代わりにしないとやってられないほど寒いですが。恐ろしいことに秋口くらいまでCPU温度が摂氏70度から80度くらいになるような処理*3をかけても、摂氏60度強くらいまでしか上がりません。室温も摂氏17度くらいが限界でしょうか。

いざとなれば足に使い捨てカイロだのハクキンカイロだのを貼りますかね、ほんと。



ドラえもんネタというよりももはやホビーネタのような気もしますが。

ドラえもんのなかでジオラマネタを取り扱った回があって、そのなかでスネ吉という人物が語るジオラマ論が非常に良い内容なんですね。

スネ吉「ジオラマにかかせない「三感」というのを教えたはずだ。おぼえているかい。」
スネ夫「え~と、質感に、距離感に、量感でしょ。」


スネ吉「このプラモのどこに金属メカの質感がある!? まるっきりペンキぬりたてのおもちゃじゃないか!?」


スネ夫「ごめんなさい。つい完成をいそいで、ウェザリング*4の手をぬいて……。」
のび太「きびしいんだなあ。」


スネ吉「距離感ゼロ!! ジオラマは、背後に無限の広がりを感じさせねばらくだいだ!!」


スネ吉「遠近法をもっと利用しろ。手本をみせてやる。」


スネ吉「手前のビルの窓は大きく、遠くの窓は小さく、これ常識。奥行きのある壁面は、カメラの視点の高さにあわせて、遠近をつけておく。」


スネ吉「地面にふりかけるパウダーもフルイにかけて、手前の方は粗く、遠くほど細かい表現を……。」


スネ吉「どうだ、みちがえたろう。」
スネ夫「すごい!!」


スネ夫「すごくリアルになったよ。迫力のある写真がとれるよ!」
スネ吉「よろこぶのはまだはやい。撮影で巨大ロボの量感をださねば意味がないのだ。」


スネ吉「一つの方法は対照的に小さな物をうつしこむことだ。例えば鉄道模型の九ミリゲージ用*5の人形を使うとか……。」


スネ吉「もう一つは、広角レンズを使うこと。」


スネ吉「広角レンズは、広さや奥行きを大げさにうつしてくれる。それはいいんだが、こまったことに……。カメラをうんと近づけなくちゃならない。その分ピントからはずれる部分が多くなるんだ。」


スネ吉「だから、シボリをできるだけしぼりこむ。そのためには、ライトを強くスローシャッターで……。」
ドラえもん「ファ~……。」


ドラえもん32巻「(超リアル・ジオラマ作戦」,藤子・F・不二雄,小学館てんとう虫コミックス))

まず、ウェザリングに関しては、ここで描こうとしているジオラマが廃墟となった都市を背景に戦闘に赴こうとする巨大ロボという情景を考えるとスネ吉の言に心から同意できます。交戦の過程におけるキズもそうですが、足元に付着した泥だとか頭上や肩などに多少土埃をつけるのと同時に、摺動箇所のアタリなんかを再現出来ればより良いのかなと思う次第です。

遠近法に関しては撮影のみを目的としたジオラマであれば正しいですね。距離感表現という観点で言えば遠くのオブジェクトを意図的に小さいサイズにすることで実態以上に遠さを感じさせるのは絵画なんかでも良くあります。ただ、後述の話と絡めて言うと必須ではないようにも感じますが。

で、一番議論したいのが最後、広角レンズの使い方です。
広角レンズを用いて被写界深度を非常に深くすることで、上述の遠近法を活かした情景を制作することを目的にしているんだと思うのですが、写真好きの観点で言うといささか疑問を感じます。
このジオラマで一番映し出したい被写体は巨大ロボなわけです。その背景というのは極端な話ふさわしい情景に存在しているということがわかれば十分なわけです。というか、背景まで含めて被写界深度を深く撮影した場合、写真の印象がぼやける危険性すらあるのではないかと思う次第です。

つぶやきでも書いたんですが、量感を表現するのであれば低いアングルから見上げる構図で被写体全体にピントが合うギリギリまで開放絞りに設定することで、背景をぼやかしつつ被写体の巨大さを強調する写真にすれば量感を印象づけることが容易なのかな、と思います。



で、上述のやり方の難点なんですが、被写体が強調されるために相当ウェザリングやディテールアップに力を入れないとチープになることです。
そもそも、プラモデル(対象が超合金フィギュアなんかであればまた話が違ってくるんですが)の場合は、素材がポリスチレンやABS、ポリプロピレンといった合成樹脂に塗料をコンパウンドしたものであるために、独特のプラスチック光沢を有しています。原則論的にはこの光沢を消す方向に塗装をしてやる必要があるわけです。
ここから先の塗装は、対象となるメカの背景によっても異なってきます。
例えば戦車などの場合は金属光沢があることで不利になることを考慮すると極度につや消しをかけた塗装をする必要があるのですが、他方金属の質感を高めるためにはそれ相応の工夫が求められます。
一方で、例えばガンダムシリーズのプラモデル*6なんかの場合は、その世界観に応じた塗装が求められてきます。極端な話、作品の塗装質感に反した塗装*7をすることでリアリティを高めるということも考慮せねばなりません。

ウェザリングも状況次第になってきます。
艦船模型を用いて観艦式をジオラマに再現するというような場合、極端なまでに汚れやキズの無い状態を作り出しつつ喫水線付近にのみ海水による汚れを再現する必要があるだとか、工場からのロールアウト直後を再現したいのであればむしろ汚れやキズといった外観上の瑕疵が無いようにすることが求められます。それだけにジオラマとして再現するのにはハードルが高まるわけです。
また、ガンダムシリーズのプラモデルであれば、その戦場における蓋然性が求められてきます。
宇宙空間での戦闘であれば泥や土埃といった汚れは存在しませんが、交戦にともなうキズ、それも交戦相手の兵器を想定したものが必要となってきます。これも解釈次第というところがありますが、宇宙空間における金属への塗装の退色を考慮してムラをつけるというのもアリでしょう。

最後のディテールアップです。

以前、防衛装備庁の陸上装備研究所に行ったときの記事から写真を引用します。
f:id:yohichidate:20161015114105j:plain
あまり出来の良い写真では無いのですが(苦笑)ハイブリッド動力システム研究用装軌車両の前面です。

当然ですが、ボデーに使う素材と金網の素材、ネジの素材、それぞれ異なる素材を用いており色も異なります。

ところが、これらは現実的にプラモデルではモールドという形で再現されていることが多く、そのまま塗装しただけでは平板な印象を与えます。改善させるための一つの方法論として、これらの箇所を削り取り異なるパーツを接着させることでリアリティを高めるという手法が考えられます。

実際に存在するものであればまだ実物にあたってディテールアップをしていくというベクトルでだいぶ改善されるのですが、ガンダムシリーズのプラモデルに代表されるアニメーション作品等で言えばどうでしょうか。
もうここは制作者の想像力と教養が求められる領域になってきます。

例えば補給状況が悪化し正規品のパーツを用いるのが困難になった状況を再現するのであれば、敢えて異なる色味で塗装を行うのも一つの方法でしょう。実際に戦車などでも現地で勝手にありあわせのもので増加装甲らしきものをでっち上げるという事例があり、方法論としてはアリだと思います。また、前線には板金塗装が出来る整備兵なんて居ないわけですから、交換したパーツの色合わせを考慮しないというのを再現するのも面白いと思います。
また、アニメーション作品に登場するメカは全般に廃熱処理を考慮したデザインになっていない傾向が強く、それを意識したディテールアップというのも見てみたいところですね。



個人的にやってみたいジオラマといえば、やはり生産現場系ですね。個々のパーツやアッセンブリーがラインを流れて最終的にロールアウトするまでの工場模型は、恐らく相当にハードルが高いと思いますが。



なによりも厄介なのが、ある程度工場を見聞きした経験が無いと皆目見当がつかないというところと、一般的な模型製作の方法論が通用しない部分があまりに多いというところですね。プラモデルとしてのパーツ・ASSYを製作するのではなくて、実際のメカとしてのASSYを想定して、なおかつそれに見合った塗装をしていかないといけない。

それでも正直夢としては是非ともやってみたいところです。



なんとなくウェブを眺めていて「旦那」ということばをググったんですよ。まずこの習慣がよろしくないと思うわけではありますが、それはさておくとして。
そうしたらWikipediaにこのような記載が。

旦那(だんな)
・布施をすること。またはその人。 - 檀那を参照。
・女性の配偶者のこと。
船場ことばで商家の主人のこと。

旦那 - Wikipedia

上方由来の言葉だけど、ここまで断定出来る言葉だったっけ? と疑問に思い、精選版の日本国語大辞典に当たったわけです。

[4]家人(けにん)や使用人などが、その主人を敬っていう語。
*虎寛本狂言・鈍太郎(室町末-近世初)「某は、長刀遣ひを檀那に持て居るに依て」
日本国語大辞典 精選版(小学館国語辞典編集部編、小学館

語源が梵語のdanaから来ているという点は一致しているんですが、それらしい記述が無いんですよね。一般にイメージする「主人を指すことば」としての用例が船場ことば発祥なのか、かなり悩ましいところです。というのは、よく江戸時代を描いた物語でこの表現が出てくるんですね。場所が江戸であってもです。概ねこの手の町人ことばがよく出てくる作品は江戸時代の中期以降――具体的には五代将軍徳川綱吉の時代から――を描くことが多いため、その頃までにはある程度同質化して使われるようになったと見るべきなのかもしれませんが、悩ましいところがあります。
このあたり、恐らく日本国語大辞典 第二版(13巻プラス別巻)には詳しく用例を含めて掲載されてそうな気がするのですが…… 今度図書館に行って引いてこないといけませんね。

ところでオカネの問題もあるけども、やっぱりこの手の情報は電子化されていると有難いんですよね。分厚い辞書を14冊も自宅に置くのは色々としんどいです。すぐに使える場所に置こうにも、よほどの本棚じゃないと重みで棚板が抜けますから。
ウェブサービスでは既にあるんですけどごくごく個人的にはウェブを使えない環境下に居ることも多いし、スタンドアローンの電子辞書でこのレベルの情報が掲載されていると本当に助かるのですが。
japanknowledge.com

一方でWikipediaも色々と侮れない部分があるんですよ。
刊行されている百科事典や辞書において収載する粒度からは漏れる方言だとかの細かい情報は、専門書の内容を引き写しているが故に読み応えがあったりする。ちょうどきっかけになった「船場ことば」から暫く方言関係の記事を読みふけってしまいました。個人的には山陽方言広島弁や岡山弁)と近畿方言(大阪弁や京都弁など)は常体の断定表現「だ」を前者は「じゃ」とするのに対して後者は「や」とする点で明確に異なる方言とされることを知ったのは、なかなか勉強になりました*8

編集合戦や出所の怪しい資料をベースに記述されているといった問題点も多いのは百も承知ですが、一方で読ませる優れた記述もあるんですね。だから一概にWikipediaを全否定するのはし難い部分があります。

ただねえ…… ロクに辞書も引かずにぐちゃぐちゃの報告書を上げてきたり、オフィシャルな場に載せる注釈にWikipediaの記述を平気で使う後輩を見てきているからなんともねぇ…… 辞書に当たって記述が大差ないとか、ある程度のウラ取りをしたうえで使う分には悪くないと思うのですが……



結局今日の夕方18時ごろでしたか、到着しました。

既にディスコン(公式サイトにはラインナップされているけども、生産は止まっているそうな)ということもあって、非常に不本意ながらAmazonで買ったんですが例によって余計なことをしてくれました。

f:id:yohichidate:20161126183126j:plain
f:id:yohichidate:20161126183218j:plain

なんでもファイナルファンタジーXVとのコラボレーション企画ということで、限定の箱で送られてきました。

別にファイナルファンタジーXVに関する商品を買ったわけでも無いのにです。

おかげで、家族と一悶着ですよ。ゲームの類にカネを使うのにグチグチと言う家人が居るもので、あーだこーだと言われるハメに。本当に勘弁して頂きたいです。



だいたい、梱包資材で遊ぶのはいいけども見た目がよろしくない*9。単純に梱包資材が破損しているように見えて非常に精神衛生上よろしくないシロモノです。精々キャラを刷り込むくらいに留めてくれればまだ腹も立たなかったんですが、本当ロクなことをしない。
こんなゴミみたいな梱包資材で客に送ってくるな、馬鹿野郎。

こんな梱包資材で怖いプロキュア*10に製品を出したら、

「は? 何これ。バカにしてるの? 宣伝? ふーん、じゃあその分安くなるよね」

って言われますよ。

言っちゃあアレだけど、Amazonの中でこういう企画するような連中はラストワンマイルの部分は物流会社に委託しているから、直接客と顔を合わさないわけです。自然発想が独善的なプロダクトインの発想になる。
コンビニなんか怖いですよ。クソみたいな製品や企画を店舗回りやっている営業が持っていった日には、オーナーに鼻で笑われてパートタイマーの鬼軍曹もとい地域に暮らす女性*11に無視されて針のむしろになるのがオチです。それでもクソみたいな製品や企画を毎日のように持ってきては同じような目にあっているあたり、彼らには学習能力というものが欠如していると思われるフシがあるわけですが、それはさておき。

まあ、客に売るもので遊ぶって本当に最低のクズですわな。


それはさておきテレコンとワイコンです。OLYMPUSの設計がアホなのか、テレコンとワイコンでアダプタが異なるという糞仕様のせいでまた面倒なことになってしまいました。所詮アダプタ自体は(ケラレとの絡みがあるとはいえ)ただの筒でしか無いわけで、共通化出来なかったのかと小一時間問い詰めたい気分になります。
で、テレコンの現物にアダプタを噛ませてSTYLUS 1sにつけた図がこちら。

f:id:yohichidate:20161126215720j:plain

かなりゴツい見た目になりますね。あと、テレ側じゃないと盛大にケラレます。まあ、当たり前ですが。
型番が「TCON-17X」という名称で、その名の通り1.7倍のテレコンということで、およそ35mm版換算で510mmということになります。謳い文句としてはF値の特性は変わらないということで、F2.8の510mmになるということです。このくらい寄れれば航空機撮影でもそれなりに活用出来ると思う次第です。

アダプタもテレコンも極端に豪華な作りではありませんが、それほどチープさは感じません。特にアダプタとテレコンの接合ネジはかなりガッチリしています。一方でボデー側とアダプタのネジに関してはかなり浅いので、ポッキリ行かないか不安なところが大です。あと持ち歩きのことを考えると、まともなカメラバッグを買った方が良さそうですね。

流石にこの時間になってしまったので、写りを試すのは厳しいところ。また日を改めて航空機の写真でも撮りに行きたいと思います。比較カットは正直取り外しが結構面倒な仕様なので、あまりやりたくないところではありますが。

あとワイコンはまだ付けてすらいません。正直、今回買ったのは将来的に必要となったときに手に入らないことを防ぐためという保険的な要素が大なので、もしかしたらこのまま未来永劫使わないこともあり得るという…… そもそも35mm版換算で焦点距離28mmまで広角が取れれば十分だったりするという話もありますし。

*1:HNDもとい東京国際空港

*2:第2ターミナル

*3:まあ、Hearts of Iron4とかBattle Field4とかその手のゲームですな

*4:引用注:英単語としてのweatheringは風化作用というような意味だが、模型界隈では「質感を高めるために本来ジオラマに置かれた環境においてあり得べき汚れやキズ、ヘコミなどを再現しリアリティを高めるディテールアップ手法」のことを指す。余談だが、再現するジオラマによっては意図的にウェザリングを行わないケースも存在し得る

*5:引用注:一般的にはNゲージと呼ばれる。ジオラマ用に多くの人形が発売されている

*6:いわゆる「ガンプラ

*7:例えば、本来光沢の強い塗装をしているものであっても敢えて光沢が出ないようにするなど

*8:もっとも、近畿方言においても「じゃ」は用いられないわけではないのですが、罵倒など強い口調の際に終止形でのみ用いるとされると記述がありました

*9:これ、ヤマト運輸の関係者も嫌でしょ。知らない客から怪訝な顔をされても何も言えないですし

*10:procurement、調達購買部門のひとのことを指す。小さな女の子のお友達や大きなお友達を惹きつけてやまない某アニメ番組とは一切関係ない

*11:小売業におけるパートタイマー社員の位置付けについて、諸外国の陸軍における「士官-下士官-兵」の構造でいつか分析してみたいと思っているんですが、先行研究があるのかどうなのか。これも今度図書館で調べてみよう。

広告を非表示にする