伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2016/10/22~2016/10/28)(8)

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1テーマ1記事キャンペーンも終盤戦です。
これ、タイマー更新をかけるんですが、恐らく投稿時間までに起きるのが間に合わないはずなので記事の一覧は後ほど貼ることになると思います。
(2016/10/30 9:33追記)
というわけで予定通り寝過ごしました。過去記事一覧です。
yohichidate.hatenablog.com
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VRはエンスージアスト向けのオモチャから一般向けのオモチャへ。その先は?

[impress][VR][HMD][Microsoft][HP][Dell][Lenovo][ASUS][Acer][PlayStationVR]3万円台となるとエンスージアスト向けのオモチャから一般向けのオモチャに降りてくることになる。PS4VRとの比較に関して結構見もの。

Microsoftが約3万円のVR HMD提供を示唆 ~Creators Updateに合わせPCメーカー各社が発売 - PC Watch

3万円台となるとエンスージアスト向けのオモチャから一般向けのオモチャに降りてくることになる。PS4VRとの比較に関して結構見もの。

2016/10/27 13:53

ちょうどこの記事を書くために現状出回っているPC向けのVR用HMDの金額を調べてたんですが、いや本当にエンスージアスト向けですね。

HTC Viveは並行輸入品だからって事情もわかるけど、Oculus Riftが8万強ですか。これは本当にエンスージアストじゃないと手が出ないシロモノです。

ちょうどPlayStation VRが出始めなんですがこちらは在庫が無くてエラくプレミアが乗っかってます。それでも多少は安いですが。

参考価格ベースで5万弱だから出回ってくればもうちょい金額が下がってくるでしょうかね。

で、MicrosoftHMDです。実際は周辺ベンダーが出してくることになるんでしょうけども、積極的に市場を取りに来たように見えるくらいには野心的な値段です。実際には出してくるベンダーもハイエンド向けはOculus Riftと同じくらいの価格設定でぶつけて、エントリーモデルをここで出ている3万円台で出してくるんでしょう。
MicrosoftXbox事業との絡みもあり、ここらへんはSonyに対して遅れをとることが致命傷になると認識してるんでしょう。現状のアーキテクチャで言えばPC向けの周辺機器をほぼそのままXboxでも使えるでしょうし。恐らく次の世代のコンシューマコンソール機*1で対応を打ち出してくるんでしょうね。それほど先のことじゃないと思います。北米ではもうXbox Oneが出て3年も経ちますし、PCアーキテクチャの枠組みから外れない作りであれば後方互換性を確保するのはそれほど難しい話じゃない。

で、PCでこれをまともに使うにはどのくらいのスペックが必要かという話です。
NVIDIAではnVidiaのVR Readyという認証を出していてひとつの目安になるかと思います。

Desktop Requirements:
GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060 or greater
CPU: Intel Core i5- 4590 equivalent or greater
Memory/RAM: 8GB+ RAM
Video Output: 1x HDMI 1.3
Ports: 3x USB 3.0
OS: Windows 7 SP1 (64bit) or higher
Driver: Oculus - 361.91 and newer
HTC - 361.75 and newer


Notebook Requirements:
GPU: GeForce GTX 1060 and above*
CPU: Intel Core i7- 6700HQ or greater
Memory/RAM: 8GB+ RAM
Video Output: 1x HDMI 1.3
Ports: 3x USB 3.0
OS: Windows 7 SP1 (64bit) or higher
Driver: Oculus - 361.91 and newer
HTC - 361.75 and newer

*GeForce GTX 970M and 980M do not meet the minimum requirements

Virtual Reality | System Requirements | GeForce

まあグラフィックチップ屋なのでGPUが最優先なのはご愛嬌ですが、大体今出回っているミッドレンジ以上のものであれば動く、と。CPUも同じくですね。Core i5がミッドレンジかどうかは結構悩ましいところですが。
ぶっちゃけた話を言えば今どきのゲーミングPCと称するマシンだったら大概大丈夫そうな感じです。
むしろHMDの方がハードルが高いと言っても良いかもしれない。
あくまでも、エンスージアストが多いPCゲーマーの間の話ではありますが。

で、具体的な金額的にはどうかという話。
ちょうどドスパラがVR Readyを取得しているPCを出しているのでそれを見てみましょう。

www.dospara.co.jp

税抜き14万弱で「安い」と感じてしまうあたり私も大概なんですけど、正直「こんなもん?」って金額ですね。よりスムーズに高い解像度でって望んでも50万まではしないあたり、PCって安くなったと思う瞬間です。

さてここまではオモチャの話です。VRがさらにその先へ進むためには、こんな大金を出さなくても使えるようにならなきゃいけないし、その上でゲーム以外の用途が出てこないといけない。いや、ゲームでもいいけど、少なくとも普通のエンスージアストでも無い人が気軽に手出ししたくなるようなコンテンツが必要です。

今はとてもじゃないけど無いでしょう。
私自身はレースゲームとかで実現したら面白いと思うし、たぶん先々デスクトップ機の更新の際に手を出すと思うけど、おそらく一般の人は手を出すことは無いわけで。
例えばGoogle EarthがVR対応して観光旅行をしている気分になれるとか、そういうような楽しみ方が出来るようになればまた違ってくるんでしょうけど、ちょっと今のところは難しそうですね。

*1:要するにXbox Oneの後継機