伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2016/10/22~2016/10/28)(5)

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1テーマ1記事キャンペーン、まだまだ続きます。
以下の記事の続きです。
yohichidate.hatenablog.com
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さて、今回取り上げる記事の数があまりに多かったもので、今日中に収まりきらないことになりました。
明日も随時更新していきますのでよろしくお願いいたします。

官公庁のPCから富士通が消える日

Lenovo・富士通、PC事業における戦略的提携検討を公式発表 - PC Watch

PC関係のR&Dと製造周りの移管をどうするかというところと顧客(ってか官公庁周り)との調整で手間取ってるんだろうか。正直まだ決まんないんだという感想しか。

2016/10/27 13:46

富士通といえば官公庁需要という印象が物凄くあって、Lenovoとの提携自体そのあたりをどうするのか気になっています。それこそ事前のリークの段階から色んな所で指摘されてました。
NECLenovoと提携したときもそうだけど、この手のPCってのは大規模システムを格安で(場合によっては赤字受注で)販売する対価として儲けを出すアイテムの一つという位置づけなんだけど、それがこういう形の提携をすると販売しにくくなるマイナスを補って余りあることなのか首を傾げざるを得ないわけであります。

NECのときにはNEC側の工場をLenovoが丸抱えする形で移管したわけですけど、Lenovoとしても日本国内に複数生産拠点は要らないでしょう。本音を言えば富士通の工場は全部潰す前提で引き受けたいわけです。
一方で富士通としては生産拠点の維持は譲れないわけです。まあ、これは地元自治体もそうでしょう。ここの調整は相当に手間取ることになるでしょうけど、最終的には富士通が譲歩することになりそうな気がします。

そして官公需周りとの調整ですね。
ここについては、富士通は半分諦めているのではないかと思う次第です。システムやホストコンピュータ、サーバの納品単体で儲けが出るように切り替えていってPCに関しては捨ててかかっているのではないかと思う。
逆に官公庁側は困りますよね。従来あまり考えずに調達していたような部分でしょうから、今後どこから調達するかということに関して頭が痛いところです。国内生産の日本メーカーに拘るのであれば東芝PanasonicVaioあたりで、国内生産だけで言えば日本HPなんかも対象になってくるんですが、このあたりから入れることになるんでしょうかね。場合によっては国内のBTOメーカーなんかも対象にしていくことになるのかもしれない。

いずれにせよ、それほど遠くない未来、官公庁や大手企業から富士通のPCが消える日が来るんでしょうね。