伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

本日の更新(2016/10/08)

昨日の分(実際に更新したのは今朝だけど)、途中まで記入しててそれで安心して寝てしまい後付更新という体たらくです。
おまけにはてブも書けず、本日予定していた「今日のはてブ」も来週回しです(ぶっちゃけ2週連続でスキップ状態)。
これはもうアカンね。


先日投げたつぶやきを受けての話です。詳しくはこちらをご参照。

yohichidate.hatenablog.com
yohichidate.hatenablog.com

動物のお医者さんというシベリアンハスキーという犬種にシャレにならないレベルのバブルをもたらしたマンガがあります。

その中でH大(どうみても北海道大学がモデルなんですがw)に3億円もの補助金*1を支給するという話がありました。その話よりセリフを抜粋。

菱沼「文部省といえば
   お金をくれない
   お金をくれない
   といえば文部省
   というあの文部省が……」
菅原教授「やめたまえ
     返せと
     いわれるぞ」
佐々木倫子,動物のお医者さん11巻 p178*2

初出が1993年なので今を去ること20年以上前の話ですね。当時はバブル崩壊の直後くらい――アジア通貨危機と大手金融機関*3の破綻が相次ぐ時代の少し前――だったので現代とは単純比較出来ないですが、作者の取材のなかで似たようなことは至るところで出てたのではないかと想像に難くありません。
個人的には旧帝国大学で獣医学系としては恐らく一番カネが突っ込まれているであろう北海道大学ですらこういう認識になってしまうのかというあたりが、今にしてみれば行政当局のダメさ加減とゼニの算段をするべき連中のアレさ加減を感じてならないわけではありますが。

「山師」というところで言えば、まともにゼニも出さない文部科学省なんて見切りをつけるというのも一つの手なのかなと思います。つぶやきにも書きましたけど、企業サイドからゼニを引っ張るのであれば「産学連携」という名目で文部科学省をすっ飛ばして経済産業省に話をつけるとかですね。例えば、研究費に関して一部経済産業省補助金を引っ張って企業サイドに対して減税措置を持ってくるとかです。あるいはもっとゼニを持ってそうなところでもいいわけです。つぶやきでは書かなかったけど生物系であれば農林水産省なんてのもありますね。企業でも種苗メーカーや農薬メーカー――海外を含めてになりますが――なんかはかなり狙い目だとは思います。

国立大学の場合独立行政法人になったとはいえ事務方が殆ど文部科学省から出向する状態ですから、上記のような当局のメンツを潰すようなマネは二の足を踏まざるをえないのは仕方ないところではありますが、私立大学*4新制大学のうち文部科学省的な序列が低いところ*5なんかは遠慮する必要は無いですよね。むしろ、大学院重点化の流れから行けば当局に対して申し訳が立つくらいの話です。相当に悪辣かつ狡猾にゼニを集めて研究者の楽園を作り上げ、それをもって同レベルの大学に対してアドバンテージを握るのは一つの経営戦略としてアリなんじゃないですかね。



密かに文房具に偏愛を持っていたりして万年筆を愛用している色んな意味でもの好きな伊達要一です。
以前からデザインと質感が気に入ってて先日ついにセブンプレミアムの真鍮ボールペンを買っちゃいました。
ちなみにこいつのジェットストリーム化はこちらをご参照。

enoh.hateblo.jp

普通ならここでアイテムの紹介リンクを貼って終わるところなんですけど、オムニセブンがあまりにクソ過ぎるせいなのかセブンイレブン自体がダメなのか知りませんが、商品の紹介ページがどこにも見当たらないんですよ。モノ自体は色んな文具系サイトでも書かれてますけどプラチナ万年筆製でかなり良いデキなんですが、こんな扱い方で将来的に替え芯の供給とか本当に大丈夫なのか不安が残ります。
なので文句をブチ撒けたい。

セブンプレミアム全般に言えることなんですが、製品そのものも比較的悪くない――というか積極的に評価出来るものも多々あるし、製造元をオープンにしているところは大変に好感が持てるんだけど、商品の取扱方が本当にクソなんですよ。これはイトーヨーカドーにも言えて、セブンプレミアムのステテコや股引を愛用してたんですがいつの間にか廃盤になったりあっても大きいサイズがラインナップから消えたりとアテにならない。

商売はコンビニに限っては上手くいってるみたいだけど、こういうPB製品を大事にしないとそのうちしっぺ返しを食らうと思う。少なくともその製品のファンは「二度と買うか」になりますから。

*1:正確には設備購入のための補助金かな? 消耗品はNGで何か機材を買えという話だった

*2:アフィリエイトを貼った愛蔵版で言えば恐らく6巻の中ほどだと思われる

*3:北海道拓殖銀行日本長期信用銀行日本債券信用銀行山一證券、三洋証券など

*4:特に比較的新設のため補助金がまともに来ないようなところ

*5:旧官立大学じゃないようなところ