伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2015/05/12-31)

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丸々一月以上更新が滞ってしまいました。
本業が忙しいとかそういう次元を超えた状態で正直どうにかならんもんかと思う次第なんですが、まあどうにもなりません。ついに体までアレしてしまったわけで、いよいよもってdeathが見えてくる感じではあります。

Office365に関してあれこれ

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20150521_703049.htmlcloud.watch.impress.co.jp

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20150514_701833.htmlcloud.watch.impress.co.jp

個々の会社が散発的にリリースを出しているというのもあって、なかなか気づきにくい話なのですが、今までIBM(Notes)なんかの金城湯池だった製造業なんかがかなり乗り換えを進めている状況です。IBMサイドからすれば、旧Lotusの資産でそこそこ稼がせてもらっていたというのはあれど、そこまで積極的に叩き合う気も無いようでかなり注視が必要なんじゃないかと思います。
今回取り上げた記事にはないけども、少し前かな、某民鉄なんかがOffice365系の基盤にグループウェア関係を切り替えて云々なんて話を見たときに、これは結構重要度が高い動きじゃないかと自分の中の警戒度は上がっています。

MicrosoftとしてはXaaS(X as a Service、PaaSだのIaaSだのSaaSだの全て含んだというイメージで思いねぇ)の商売スタイルに切り替えて行きたいというのは前々からあったけども、特にボリュームを稼ぐという意味ではこういったオフィスツール(オフィススイートやグループウェア)は一番狙うべきターゲットなだけに、従来ここで儲けてきたようなところはかなり危ないでしょうね。特に極端に大きいところ(Notesくらいしか選択肢がなかったようなところ)や極端に小さいところ(サイボウズの製品をメインで使っていたようなところ)なんかはかなり積極的に狙っているだろうし、手先として動いている協力ベンダー(ソフトバンク系だとか大塚商会とかね)なんかにも唆しているんでしょうね。

全般的な議論から言えば、自社でグチャグチャ作りこむなんてことはナンセンスで基本的にOut of Box(もしくはポン付けといってもいいか)で使えるものじゃないと意味が無いわけです。特に極端に小さいところなんかは。そういった際にひと通りのものが揃っているという意味で今までサイボウズなんかはかなり良かったんだけど、それ以上のインフラストラクチャーSkypeだの今まで個別で買っていたOfficeだの)を揃えた形でそれなりの廉価で提示してきたら、そりゃ厳しいのかな、と思います。

一方で、規模の大きいところなんかはどんな売り込み方でクロージングしたのか、物凄く興味がありますね。今回取り上げた記事の日本郵船だの鹿島だのって規模的には中の上から上の下くらいなので、もっと大きい規模のところという観点でいうと微妙だけど、それでも提案の方向性がどうだったのかが気になってきます。

んでもって、個人向けといってもほぼ自作erくらいしか使う機会が無いOffice365 soloはこちら。

ぶっちゃけた話、デスクトップ+ノートPC(もしくはノートPC+タブレット)の組み合わせであればこいつはなかなかどうして悪くないですよ。というか、OneDrive1TBオマケがあまりに凶悪すぎる。



OpenSource関係アレコレ

本当はこれにOpenTweenの話も触れたかったんだけど、触れる前に解消されてしまったので、かなりネタが減りましたorz

ミラクル・リナックスOSSの運用統合ソフト「Hatohol」の相互接続インターフェイス開発に着手

http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20150512_701429.html
[oss][クラウド][OpenStack][Hatohol][ミラクル・リナックス][AWS][Microsoft Azure][VMware]今回名乗りを上げている「ミラクル・リナックス」さんもかなりこいつに力を入れているところなので、まあ自然な流れかと。

Hatohol自体、以前オープンソース・カンファレンスで見かけて結構気になっていたアプリです。
一方、OpenStack自体はHPなんか含めてベンダーサイドが力を入れているワリに今ひとつイケてない感が否めない中で、他の基盤(とくにVMwareAmazon Web Service、Microsoft Azureに対応していくというところが要注目です)に対応をしていくというのはかなり自然な流れと言ってもいいでしょう。

全般的な議論として、物凄くいい加減かつ大雑把な話をするならば、基盤なんてなんでもいいんですよね。特にユーザサイドからすると。OpenStackにしたから安いかどうかしか興味が無い。そんな中で対応できる選択肢を増やしてくれることはかなり歓迎すべきことだと思います。

LibreOffice」v5.0のベータ版が公開、64bit版Windows向けビルドが登場

http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20150525_703590.html
[LibreOffice][64bit][Windows][oss][オフィススイート][Office]LibreOfficeというとずっと止まったままの個人的な案件があって、この文字列を見るたびに胃が痛くなるorz

まずは7月末リリースのWindows10の仮想環境に入れてテストするところからでしょうな。今更レガシなWindows7だの8.1だので動くかどうかみても(他の人たちもどうせ試すでしょうし)大した情報は取れないし。

HP EliteBook Folio 1020 G1 Notebook PC

http://h50146.www5.hp.com/directplus/notebooks/folio1020/
[HP][PC][アルミニウム][ノートPC][モバイル][Windows]これ、見れば見るほど法人向けじゃないモデルですよね。MacBookAirが会社の方針で買えない(ネットワークに繋げられない)会社でワンチャンくらいの感じ。

実際個人向けのラインナップにもあるようですね。
個人的にはUbuntuを放り込んで各種お遊び用のマシンとしてガシガシ使い倒したいところです。9時間もバッテリが保つなら、外出しての作業をするにはうってつけな感じですし。ぶっちゃけUbuntuとネットワークとVimがあれば私がやりたいことの9割はカバーされているというねorz
あと法人向けモデルにするにはちと微妙だとおもったのが、バッテリ周りですね。充放電1000回ってあたり。だいたい3年前後で買い替え想定なんでしょうけど、個人(それもMacやこういったデザインを重視してPCを買うようなエンスージスト寄りのユーザ)ならいざしらず、法人がそれを受け入れられるかというとちょっと微妙な気がします。さらに言えばOSの選択とかはどこまで出来るんだろうか? OS無しモデルとかUbuntu14.04LTSプリインストールモデルなんか無い感じなんですが、個人的には欲しいところですね。

キヤノンの新撒き餌レンズ「EF50mm F1.8 STM」が爆売れ大ヒット。ボケで沼へ誘い込み

http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/44871962.html
[キヤノン][レンズ][一眼レフ][デジタルカメラ][2chまとめ][IT速報][IT]撒き餌と言うと語弊がありますよね。基本的には一番最初に買うべきレンズの一つと言うべきでしょう。


ぶっちゃけた話、キヤノンの中で銭勘定だけやっているような連中にとっては痛し痒しであり、映像処理技術や光学技術、(敢えての書き方だよ)Still Cameraが好きでキヤノンで仕事をしているような人々には心の底から「まずはこれを買え! レンズキットなんか放り投げてこっちを買え! 望遠? タムロンあたりでかまわんからまずこれを買え!」と叫びたい製品でしょうね。

ニコンにも確か似たようなポジションのレンズがあったはずで、もしまかり間違って宝くじにでも当たろうものなら間違いなくそれなりのボデー(本音はフルサイズが欲しいけど重量との見合いで中級機とエントリ機の間くらいかな)とこの手のレンズにします。

私のようなヘボ&貧乏カメラマン(これをH&Bと呼ぶとファストファッションっぽくなる不思議)が言うまでもないことですが、このあたりのレンズはまさに基本中の基本となるレンズです。性能面で言えばもう少し明るい方が…… という指摘もわからんでもないし、最近のある種標準になりつつあるAPS-Cだと実質35mmフィルム(デジタル一眼レフカメラ界隈では俗に「フルサイズ」と呼ばれる)換算で言えば80mm相当になり、お上品に言えばリンク先のようにポートレート用に、若干ドギツイ物言いをするならばコスプレ会場で撮影するのにうってつけなレンズになってしまうんですが、それでもレンズキットで使われるようなレンズと比較すれば雲泥の差です。極論、こいつとタムロンの適当な望遠を買えば十分。本当に一眼レフを楽しみたいのなら、敢えてカメラとこのレンズだけで半月くらい毎日撮影することです。恐らく本当に欲しいレンズが見えてくる。

キヤノンさんにもニコンさんにも申し訳ないけど、この手のレンズから入って写真を楽しめるような人たちはあんまり沼地に嵌ってくれないんじゃないかと心配になるところです。それだけこの手の標準レンズは万能ですから。

[お手頃ハイパワーで]WHR-1166DHPは5000円切りルーターでは結構光る[11ac対応ルーター

http://konozama.jp/amazon_devil/2015/04/whr-1166dhp500011ac.html
[Amazon][Amazonの悪魔][無線LAN][バッファロー][11ac]前々から無線LANは(主にスマートデバイス活用の観点で)導入しなければと思っていたのですが、この記事を読んで思わず思い立って衝動買いしちゃいました。


もっとも機種は(メーカーこそ同じだけど)これの(ちょい)上級機種のWSR-1166DHPだったりするのですが(主に有線LAN接続の関係で)。


本当は大分前に取り上げたASUS無線LANルータを買おうと思ったのですが、現実的に設定を細かくチューニングしたりする余裕が現状無かったりしたのと、導入そのものが相当喫緊の課題になってしまったこともありバッファローにしました。

実際に運用してみて思うのが、想像以上に電波が飛ぶということです。ただ、周波数帯によりけりで、2.4GHz帯はガッツリ飛んで5GHz帯はあまり飛ばない感じです。簡単にいえばちょい昔の機器では使えない方(5GHz帯)はそこまで飛ばない感じ。
具体的には2.4GHz帯は自宅全域(2階建の初期の2x4住宅で壁がセラミック。電波が極度に飛びにくいつくりだったりする)に家の外くらいまで飛ぶ感じで、5GHzは自室(だいたい8畳間の洋室)全域まで飛ばすのがやっとって感じです。

使い勝手は相当に良好です。何より、自室(LANケーブルがある環境)で無くてもPCをWebを繋げられるのが物凄く便利。正直、なんで今まで入れなかったんだろうと思うくらいです。PCでWebをブラウジングしたりしながらTVに撮りためたNHKの将棋講座を見るとか至福の時ですね。

一方不満もあります。これ、無線LANの仕様なのかルータサイドの仕様なのか、はたまたMicrosoft(OneDrive/OneNote)の仕様なのかわからないけど、OneDriveやOneNoteの同期に物凄く時間がかかります。有線LANだと(それでも遅いけど)考えられないほど長時間同期にかかるのは、正直目を疑いたくなる感じではあります。

ルータやスイッチなんかは、本当は勉強を兼ねてciscoYAMAHA、Jupiterの機器で遊びたいんですけどね。正直、お遊びという観点では老後の楽しみと思うしかないのかなぁ、と。ってか、70過ぎてもコンピュータだのネットワーク機器を弄って遊ぶつもりか?>ジヴン
……いや、なんかフツーに遊んでそうだ。それも旧型のデバイス(キーボード/ディスプレイ/PCアーキテクチャ)に固執し偏愛するタチの悪い老害になってそうだw