伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今月のDOS/V POWER REPORT(2015年1月号)

もはやあまりに月日が経って記事の中身に新鮮味が無いレベルまで感想が遅れてしまいました。とはいえ、基本的にこのブログ自体個人的なメモとしての側面もありますので、無視して進めます。

ちなみにあまりに時間が無いこともあって、読者特典のダウンロードページからPDFファイルを落としてきて読みました。雑誌本編にPDFファイルのダウンロード(雑誌を買わないとわからない内容がパスワードになっている)というスタイルは物凄く有難い取り組みで非常に助かるのですが、唯一広告がついてこないのが難点ですね。この手の雑誌についている広告って、後々読んで思い出に浸ったりこの当時こんなものが流行っていたとか追っかけるのに便利なんですが。

第1特集 マザーボード100選 2015

本文を流して読むとIntelAMDが正面での殴り合いでは勝負にならないような構図で書かれています。ただ、詳細に追っかけていくとそうでもないんですよね。
スマートデバイスにシェアを食われているとはいえ、ごくごく一般的な用途(ウェブブラウジングや各種オフィススイートの取り回し、年賀状作成、軽くゲーム)であればAMDの方がむしろ良い構成が組めることもあるわけで。
何か特殊な処理に特化させる(例えば仮想化検証環境にするとか)のであれば、Core i7のハイエンドをブチ込むとか場合によってはXeonを選ぶことになるんでしょうけど、大概のクライアントOSの利用者の場合AMDを選ぶのはかなりアリだと思います。
参考となるのはこのあたり。

Kaveri APUの実力は(1)...A10-7800は買いなのか?動画再生とライトゲームに合わせたPCを組む - Amazonの悪魔


Kaveri APUの実力は(2)...A10-7800はライトゲーマー向けにぴったりかもしれない - Amazonの悪魔

第2特集 即戦力フリーソフト

この手のフリーソフト(≠オープンソースソフトウェア)はそれなりに色々見てきているつもりでしたが、案外知らないものがあってびっくりしました。特にバックアップソフトに関してはクラウドストレージをガリガリ使うユーザこそこまめに使って行きたいところですね。
クラウドストレージとローカルが両方ダメになるという、想定しうる限り最悪の事態にも最悪日次単位でロールバックできる状況であれば大分安心できます。

最新自作計画 第12回 8コアで格上の性能を実現 Haswell-E搭載爆速PC

上でも述べたように、仮想環境を複数立てて本番環境と検証環境を並行稼動させるなんてやっているとコア数がとにかくたくさん欲しいんですよね。私の場合、今のところ

  • Ubuntu 14.04LTS環境(本番系)
  • Ubuntu 14.10環境(検証&お遊び系)
  • Windows Technical Preview環境(検証環境)

最低でもこの3つを常時走らせたいんですね。ところが、一般的なCore i7のCPUの場合4コアですからさすがにこれらを同時に稼働させるのは無理です。結果的に仮想マシンを上げたりシャットダウンしたりという手間がかかるんですね。
64ビット環境であれば、メモリに関してはほとんど制約にならないので基本的にはコア数というのがこのような使い方をする場合一番の制約になってくるわけで。
そうなってくると、今回取り上げられているようなエンスーじみたマシンが必要だと考えています。今回の場合かなりカネのかかったマシンになってますが、それでも30万くらいで組み上げられるってのはかなりの安心材料です。予算次第ですが、6コアモデルのCPUに落とすことでお財布への負担を軽くすることはできるわけで。
で、基本的に6コア、8コアのマシンってのは一般的な用途だと確実にオーバースペックなんですね。場合によってはCPUよりもグラフィックカードに金を突っ込んだ方が良いケースもあるくらい。ただ先述したような普通じゃない用途であれば買う価値があるんでしょうね。

高橋敏也の改造バカ一台 その190 ビール醸造支援システム

この手の小規模な醸造酒税法の絡みで不可能なのはどうにかならないもんですかね。例えば自家消費醸造や超小口の醸造なんかはウェブ経由とか税務署経由で簡易な納税をすることでOKしてもらえるような仕組みが出来ればかなり面白いと思うんですがね(ちょうどイメージ的にはアマチュア無線の無線設備の承認のような感覚ですな)。もっとも酒税法が税法の中でも何かしら新しい取り組みを…… という話になりにくい、いうなればオワコン感がある税法だからなあ。
で、この手の発酵管理をPCでやるのは至極普通な感じではあります。せっかくコンピュータで管理するんだから、各種センサー周りを繋いで…… ってなると、むしろRaspberry PiだとかGalileoやEdisonのようなPCボード/組み込みボードを活用した方が面白そうではあります。もっともここまで来ると雑誌の趣旨から大きく逸れることにはなりますが。

SPECIAL REPORT 一気に花開きつつあるウェアラブルデバイス

ウェアラブルデバイスについては、以前から指摘されている通り「小型軽量化」「バッテリ駆動時間」「デバイスの低価格化」という制約が課題なわけです。ここらへんについて、性能の向上よりもTDPの低下というところの注目して開発が進んでいる各種CPU周りの技術やSoCなどのチップによって解決に近づきつつあるというお話です。
個人的にはバッテリ周りの実装についてはそこまで楽観視してないけども、2015年はひとつの分水嶺になりそうなことは確かです。