伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のWindows10(2014/12/30)

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実はこの記事(とさっきの今日のはてブ)はLinux環境から書いていたりします。なんと言いますか、Windowsの記事をLinuxで書くというのも不思議な感じがしますね。


Microsoft is building a new browser as part of its Windows 10 push | ZDNet
[Microsoft][Windows10][ブラウザ][InternelExproler]結構これは重たいニュースで、IE11に社内システムを最適化するみたいな動きをしているところとか、修正を余儀なくされることになるやもしれません。

(追記)少なくとも現状のWindows Technical Previewではそういった情報や雰囲気は無い感じなんですが、年明けのビルドから徐々に情報が出てくるような感じなのかな、と思う次第です。

今のところあくまでもあまり公式的ではない話ではありますが、年明け早々SIer界隈で阿鼻叫喚の騒ぎになりそうな感じです。SIerでもブラウザを使った業務システムについてどのように動くか結構分かれている感じでChromeなんかの動きに追随していくと決めたところもあれば、レガシーなコードを一部残さざるを得ないのでInternetExprolerに当面は最適化していくところと色々です。主に後者が手痛いことになりそうな雰囲気ですね。

SIerが元請けの体制を組む受託開発の仕組みでは、どうしても業務システム(それも大掛かりなもの)は動きが非常にトロくて未だに(Chromeなんかだと動かない)コードが残っていたりするわけですが、今後そういったことが厳しくなるのかな、と。
じゃあ、パッケージやクラウドにって言ったところで会社の仕組みの根幹に近い部分(例えば販売物流だったり生産管理といった、パッケージが使いにくい領域)なんかはどうしたってオンプレミスという判断になりがちなんですが、そこも変えていく必要があるのかもしれません。

以前、ITProの木村岳史さんが書いた記事を巡って山本一郎切込隊長が色々とツッコミを入れていました。


木村岳史の極言暴論! - SI亡国論(その2)- 日本企業のイノベーションを20年遅れにした罪:ITpro


バックオフィスの標準化の話: やまもといちろうBLOG(ブログ)

ここらへんって、先ほどアップロードした銀行の勘定系についての話と同じで歴史的経緯というものがあってそれを見ないで議論するのは乱暴だし無意味なんですよね。
大企業の場合、初期のころから電算化を進めていた関係もあって、システム=現状の業務の効率化という側面が非常に強く、業務そのものを標準化するという動きからは程遠い状態だったわけです。実際SAPに代表されるようなERPパッケージに基づき業務そのものをそれに合わせるって発想は歴史的パースペクティブで言えばごくごく最近なわけですし。

無論、海外とのM&Aを考えたときにERPパッケージで使われているような標準化スタイルを導入するという判断はそれはそれで一つのやり方であり見識だとは思うけども、特に生産周りなんかは法規制との兼ね合いがあって一概に難しいのが現状でしょう。どうしたって「徐々に導入」というスタイルを取らざるを得ない。

一方でこういった標準化が非常にしやすいのが中小企業なんですよね。極論、トップダウン(プラス現場のキーパーソン*1)で「こうするんだ」という判断があれば異論反論はあれどなんだかんだで導入できるわけです。
ってか実際、中小企業の経理系システムなんかはかなりの割合で弥生会計だったり奉行シリーズが入っているわけじゃないですか。で、極端なカスタマイズをするカネも無くてかなり素の状態で業務が回っている。

ある意味でAgileな会社の運営をするプラットフォームとして中小企業ってのは今後面白いことがいっぱい出来そうなんですよね。あんまり楽観的なことばかりは言えないけども。そういったベクトルで中小企業にアプローチして導入+運営をセットでやるようなベンダーとか、かなり今後楽しいことになるんじゃないかなぁと思う次第です。

*1:ここでこういう書き方をしたのは、往々にして中小企業のキーになる人物が大ベテランの女性社員だったりするケースがあるため。経理系、販売物流系、購買系なんかは特に

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