伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のWindows10(2014/10/17)

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誰も読んでいないのでどうでもいいといえばどうでもいいんですが、告知です。

明日18日と明後日19日はこちらのコーナーをお休みします。その代わりとなる企画を用意しておりますので、誰も期待してないと思いますがご承知おきを。

ってなわけで手抜き第3弾です。


Apple対抗で無料説も、「Windows 10」は“仕事に役立つ”は本当か − TechTargetジャパン 経営とIT
(小癪なことにログイン必須です)

 MicrosoftWindows 10で「企業を重視する」という180度の方針転換を行った。また、「Windows 9」という名称をスキップした。コンシューマーを重視した「Windows 8」は多くの企業で使い物にならなかった。その状況を考えると、この方針転換は待ち望まれていたものだろう。Microsoftは、Windows 8では従業員に実施すべきトレーニングが多すぎるという理由で法人顧客からの抵抗に遭ったことを認めている。

 「MicrosoftWindows 8で大きな企業顧客基盤を失った。また、Windows 7Windowsの選択肢として確固たる地位を築く結果となった。MicrosoftWindows 10でこの危機的な状況を打開したいと考えている」とPica Communicationsでプリンシパルコンサルタントを務めるポール・デグルート氏は話す。

まさに「ですよねー」なお話です。但しこれにはWindows8だけを責めるのはアンフェアとも言える面があって、現実的にここ数年企業のPC環境で主流だったのはWindowsXPだったわけなんですよね。そこから置き換えるということを考えたときに、色んなビジネスアプリの対応を考えるとどうしてもまだ比較的枯れている「Windows7」に乗り換えざるを得なかったというのが大きいかと。さらに言えば、WindowsXP対策をそれなりに危機感を持って早期からやっていたところに関して言うと、まだWindows8は発売されてなかったわけです。そうすると、プラットフォームを統一するという観点で結果的に「最新のレガシー環境」が出来上がってしまったというケースもあるので、一概にWindows8が云々ってのも若干違うかな、と。

 だが、Microsoftは、緊急性の高い更新プログラムが顧客の手に渡る前に、このような更新プログラムが確実に機能することを保証しなければならない。「Windows 8.1」では更新プログラムの問題により、Microsoftは2度にもわたって更新プログラムを無効にして、再配信せざるを得ない状況に陥った。

 「Microsoftは品質基準を上げるべきである。品質基準を上げなければ、企業はWindows 7を使い続けるだろう」と米Directions on Microsoftでリサーチ部門バイスプレジデントを務めるウェス・ミラー氏は警告する。

OSの品質問題は実のところMicrosoftだけの話じゃなくて、Appleもやらかしていたりしますね。但し、ビジネスユースを重要視するのであれば、ここを強化するのは非常に大きな営業ツールとなる。

 Windows 10の価格と提供開始時期が明らかにならない限り、企業が導入を検討することはないだろうとミラー氏はいう。また、AppleiOSの計画に倣って、MicrosoftWindowsを無料で提供するようになるのではないかという見方をする業界関係者もいる。だが、Microsoftは、このような計画について何のコメントも発表していない。

 OSの無料化についてAppleMicrosoftに大きなプレッシャーを掛けている。そう語るのは、Portland Community Collegeでプログラマーとアナリストを兼任しているリック・ゲッター氏だ。

 「OSが無料になれば、企業では物事が大幅に簡略化される。だが、アップグレードパスが組み込まれたライセンス契約を交わしている企業は少なくない」(ゲッター氏)

OSの無料化云々の話は昨日の手抜き更新でも少ししました。


今日のWindows10(2014/10/16) - 伊達要一の書棚と雑記

実際、PCというデバイスという領域でヘゲモニーを握ったところで今後永続的に食っていけるかと言えば、それはNoという答えになるわけです。Microsoftが持っているリソースとしては、寧ろ今はOffice365のような付加価値がある領域なわけです。適度にLibreOfficeなどをあしらいつつこの領域を金城湯池に出来るような形態に舵を切るのは至極当然なんでしょう。

一方で、ビジネスユースの立場で言えば、可搬性を有したデバイスでWindows等のアプリケーションと親和性が高いデバイスというのが待ち望まれているわけです。具体的にはWindowsCEだとかもっと古い組み込み系のプログラムで動いているハンディターミナルなどですね。これらがWindows上のアプリと近しいUIで可搬性が高いデバイスで動くならば、それを目当てにWindowsの環境を維持する(デバイスはVDIやシンクライアントになるかもしれませんが)決断になってもおかしくないわけです。

そういった意味ではWindows10で真に検証すべきなのは、スマートデバイスでの動きや操作感なのかもしれませんね。まだ現状のTechnical Previewではそういったデバイスで動かすのが困難ですが、アップデートの過程で使えるようになれば当然試さないと、とは思っています。

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