伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2014/10/01)

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今日はこのニュースを取り上げないとウソでしょう。
追記・・・という名の個人的感想とセットでお送り致します。


次期Windowsの名称は「Windows 10」 〜明日よりプレビュー配布、発売は2015年後半に決定 - PC Watch
[Windows][Microsoft][Windows10][OS][PC][IT][Windows9]結局、なんかお茶を濁したような理由な訳ですが、MSは9という数字に何か思う所があるんでしょうかね?


Windows 10は原点回帰? よりWindows 7に近いフィーリングに 〜新UIや機能が公開 - PC Watch
[Windows][PC][Microsoft][OS][Windows10][UI]VISTAの設計思想は最終的にWindows7という形で結実したけど、Windows8のメトロUIは果たしてWindows10でどのように活かされるのでしょうね? 壮大な失敗には終わらないとは思うけど。

いよいよ発表されましたね。もう楽しみで楽しみで仕方が無かった。
多分極めて特殊だと思いますが、iPhone6やiPhone6 Plusの発表よりも楽しみだった。こんなに新OSが楽しみなのは多分Windows98のとき以来です。

まずは名称ですね。東方ヲタ的には⑨はバカというアレげな法則があって、すわMicrosoftの中の人も東方ヲタなどと下らないことを考えたりしたわけですが、真面目な話をすればWindows8.1が「9」相当という位置付けとして、キリの良い「10」にしたというところなんでしょう。
面白い説として、Google等で検索をした際にWindows95Windows98のサイトが引っかかるのを防ぐためというのもありました。要素としてはそれもあってのことかもしれませんね。

で、その中身です。以前からZDNetとかでもさんざっぱらリークされてたので新鮮味は無いんですが、スタートメニューが復活したりと、Modern UIの設計思想からすればかなり「後退」したものになっています。現実にPCというデバイスとして操作することを考えるとアレは正直使いにくかったし、これは後退ではあるものの英断でしょう。UIの部分はデバイスごとにラップして別物にすることはそれほど手間でもないし、恐らくスマートフォン向け(Windows Phone)に関してはModern UIを踏襲した形の実装になるんじゃなかろうかと思います。

Modern UIに関して言えば批判の方が多い側面はあるものの、結局デバイスごとに最適なUIの実装は異なるという根源的で言わずもがなのところがはっきりわかったということだけでも、収穫なんでしょう。これ、実のところWebサービスではだいぶ前から認識されていた戦訓ではあるんですがね。ただ、業務系アプリケーションの世界ではそれほど敷衍している話じゃないし、今後.NET(とりわけC#とか)の世界でいえば、画面に対するロジックなんかは1つでUI部分だけPC向けとスマートデバイス向けを切り替えられるようなつくりが簡単に出来るようになったりなんぞしたら、面白いかなぁ、などと。そういう形で戦訓が活かされれば、Modern UI以って瞑すべきでしょう。

また、チョコチョコリークされている情報によれば、標準実装されているツールなんかも大きく進化しているみたいですね。30年前のつくりのままだったコマンドプロンプトも大分マシになるなんて話もあるし(でもおいらはConEmuを使う)とにかく一日も早く触りたいです。


マイクロソフト、Windows 10テクニカルプレビューをまもなく提供。Windows Insiderプログラム参加受付を開始 - Engadget Japanese
[Microsoft][Windows10][Windows][テクニカルプレビュー]もう楽しみでしょうがない。導入したら休みを取ってまで遊びまくりたいですよ。

そしてテクニカルプレビュー。まだ準備ページしか公開されてないですが、公開されたら速攻でVMを立てなければと思っています。逐一益体もないお遊びを日記にしたいくらい。正直、VirtualBoxUbuntuの検証のために導入した経緯があるものの、その経験がこんなところで活きるとはと嬉しく思う次第です。仮想環境というものを毛嫌いしたままじゃなくて本当に良かったです。


日本マイクロソフト「新Office説明会」でナデラCEO初来日】 - PC Watch
[Microsoft][Office][Office365][オフィススイート][日本]これは正直大歓迎、というか何故もっと早くやらなかったのかと。パッケージ版やライセンス売りという形が無くなってクラウドアカウント一本になれば色々とラクになる。


【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】日本独自のOffice Premium/365 Soloがもたらすメリット - PC Watch
[Microsoft][Office][Office365][オフィススイート][OneDrive][skype][PC][プリインストール]恐らくですが、プリインストールモデルを出荷するベンダーとの調整で時間がかかったってことなんでしょうね。

一方で日本ではOffice365の個人向け展開が発表されました。これもやっとという印象はあるものの大歓迎です。何よりもイニシャルでの導入コストを抑えた形でOfficeが使えるのは本当に有難い。以前Office365の学割の話があったかと思いますが恐らく様々な形で調整した上で日本でも導入されるのではないかと思います。ぼく個人はLinux環境との共用になることもあって、Office自体今では自宅であまり使うことが無いんですが、それでも導入したいと思わせるものになっている。

この個人向け展開、純粋な個人もそうなんだけどとりわけ零細企業なんか非常に良いと思いますよ。今までパッケージをチョコチョコ買ってきて、マシンによってOfficeのバージョンがバラバラで……なんてところも、このOffice365の新サービスで揃えることができる。
(無論、一定の周期でマシン自体を更新する必要はあるけど)

この個人向けOffice365の導入が遅れた理由は、恐らくプリインストールモデルを出荷しているベンダーとの調整でしょうね。今回プリインストール向けのサービスを別立てでわざわざ用意した理由もそれでしょう。まあ、結果としてベンダー取っても利用者に取っても悪くない落とし所になったからよしとしましょう。

そしてこのサービスの最大の目玉だと思うのが、OneDriveの1TB利用権です。これ、クラウドストレージサービスのヘゲモニーを一気に握るだけの破壊力を持っています。現実に、自宅でPCを使う人の大概が(使うかどうかはともかく)Officeを導入しています。大概のメーカーPCにはプリインストールされてますから。そこに今後1TBのOneDriveがついてくるわけです。世間一般のクラウドストレージサービスの数百GBのような容量じゃありません。ヘタな話PCのストレージ丸々1個分です。言ってみればPCの中身をまるごとクラウドにブチこめるレベルです。写真だろうが、ドキュメントだろうが。それをいろんなデバイスで操作できる。
世界が一気に変わりますよ。それこそ、クラウドストレージサービスが一気にキャズムを超えることになる。GoogleドライブもDropboxも過去のものになりかねない。そんな威力があるサービスです。暴論を百も承知で言えば、Officeを生贄にクラウドストレージサービスの強化を実現するなんて遊戯王じみたことを言いたくなるレベルです。

Windows10はまだ大分先だけど、このOffice365に関してはリリースされたら多分すぐ飛びつきます。それもOfficeのためじゃなくてOneDriveのために。

これは妄想ですけど、もしかしたらMicrosoft Azureとセットにした形でフルセット版のVisual Studioを安く売るとか次はやってくるんじゃなかろうかなどと下らないことを言ってみます。

タッチ対応ノートの需要に陰り。メーカーが開発中止へ

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20140930_668995.html
[PC][Microsoft][Windows][Windows8][UX][UI][ノートPC][モバイル][タッチパネル]Windows8のメトロUIと合わせて壮大な実験だったんでしょうね。

緊急コラム: bash 脆弱性( CVE-2014-6271 )の影響範囲の調査方法について

http://www.intellilink.co.jp/article/column/oss-ex20140930.html
[カードキャプターさくら][ARIA][bash][脆弱性][RHEL][IT][Linux][OS][shell][shellshock]真面目な話なんだが、途中で出てくるTOMOYO LinuxとAKARIに草不可避。いや、真面目に両方ともスゴイシロモノなんだけど。