伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

「社員さん」という階級

“会社の自殺”が進むこの国の愚行とANA正社員化の英断

客室乗務員は本質的には保安要員でもあるわけで、英断というよりも至極真っ当な経営判断だというより他無いですわな。
しかし、本文にもありますけどこの「社員さん」という呼称が定着している現状って異常ですよね。殆ど同じ仕事をしているのに給与体系も違えば福利厚生まで異なる。同一労働同一賃金という大原則はどこに行ったの? という思いであります。
正直、この「社員さん」という階級が固定化されればされるほど、イギリスやアメリカで起きたような所謂「現場労働」の劣化が大きく進むと思います。プラント関係の事故とかで日本じゃ報道されてないけども、結構な大事故が信じられないようなポカ(そしてそれを避ける措置も講じられてない)で起きていたりする。しかもその原因が現場サイド(そしてある意味経営サイドでの)無関心が遠因にあるということを見聞きしていると、早晩日本でもあちこちのプラントで火を吹く事態になるんじゃないかと危惧されるところです。というか、現にその予兆は去年くらいに立て続けに起こった複数のプラント事故で見て取れる。

話はちょっと変わりますけどもちょっと前に海上保安庁だったか防衛省だったかの予算措置を一気に増やして増員するみたいな話もあったんですが、あれだって本来欲しい人員規模から言えば全然足りてないんです。ただ、一気に予算だけ増やしたとしてもそれをうまく消化する形で人員を増やせないんですよね。教育し戦力化するのにそれなりの時間が必要だから。これと同じようなことが、今日本企業のあちこちで起きているんだと思う。アウトソーシングを進める中で企業の体力がどんどん削がれていってるんですよね。「選択と集中」とかいって事業をスリム化するのが流行ったけども、結局日本で行われたのは色んな所で禍根を残す形だったんだなぁと思う次第であります。

「ブラック企業は避けたい」……過剰警戒が生む“雇用ミスマッチ”

ブラック企業が罪深いのが、ここで述べているような雇用ミスマッチをより深刻にしてしまうことなんですよね。もっともこれはある程度可視化されたからこそ、こうやって問題になってきているんだけども。
昨日も書いたけど、徹底的に叩き潰すべきです。その上で法律を遵守する新たな企業に対しては手厚く補助をする。それが唯一のこの問題に対する解です。

成果を上げてもボーナスが下がる成果主義

まともに大学で経営学だの経済学だのを学んでいれば、世間一般にある経営計画というものが、如何にマネジメントが欠如したその場しのぎかということを感じ取って、とたんに労働意欲を削ぐんですよね。
幸いにして日本の大学生は不勉強だからそんなことは問題にならないんだろうけども。それどころかそういう連中が経営層に座っているんだからお話にならない。

「はだしのゲン」再考 どこまで日本をおとしめるのか

てっきり暇な連中の投書だと思ったら編集委員だったのね。福田定一もとい司馬遼太郎も嘆いていることでしょうよ。

太平洋戦争の盲点とその戦略的解答

正直後知恵以外の何者でもないけども、太平洋戦記3で試してみたくなっている自分がいる。

アップル社のマークってリンゴに似てませんか?

伊集院のラジオの「糞袋」の方でやれw

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