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伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

頭文字「は」の作者

技術大国幻想の終わりーーこれが日本の生きる道(畑村洋太郎/講談社現代新書)

・老いたり畑村洋太郎 ・危機意識がマツダを変えた? ・迷走するApple ・過去の業績は忘れよ!

Papa told me(榛野なな恵/YYコミックス)

「日常系」という言葉がマンガ評論の中で用いられて久しい。その嚆矢としては「あずまんが大王」だったり最近で言えば「ゆるゆり」なんかがそうだ。例示する作品が偏っている気がするが、まあ気にしないでおこう。 ただ「日常系」というタームが用いられる前…

靴ずれ戦線 魔女ワーシェンカの戦争(速水螺旋人/Ryu Comics Special)

独ソ戦というと日本においてはドイツ側からの話が多くなっている印象がある。そりゃあ、ソ連側の話題となるとどうしても玄人好みになってしまうし、多士済々のドイツ側を取り上げた方が商売的にもいいわけでわからんでもないが、ソ連萌えの偏ったひとたちか…

ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版(服部正也/中公新書)

物語というものにはいくつかの定型――テンプレート的なものがある。その中でも、ボロボロになった組織を立て直しハッピーエンドというものは色んな媒体で書かれている。一般的な中間小説もそうだし、オジサン向けの企業小説はおろかライトノベルでも(若干ア…

働かないアリに意義がある(長谷川英祐/メディアファクトリー新書)

「パレートの法則」という言葉がある。法則と言われているが実のところただの経験則というのが実態と言えるのだが、ともあれ世間ではよくよく使われている。これは「社会では少数の人間・事象が全体的な動きを支配し、大多数を占める部分は小部分が動かすに…

震災復興 欺瞞の構図(原田泰/新潮新書)

東京財団上席研究員を務めるエコノミストである著者による、震災復興がムダ使いだ、という主張の一冊。 復興に増税が必要ない、復興と称したムダ使いが行われている、といった総論の部分はぼくも賛同できる。が、あまりに極論過ぎるし実態や現場が見えていな…

アメリカ下層教育現場(林壮一/光文社新書)

ボクシングのプロテストに合格したのち、週刊誌の記者を経てノンフィクションライターになった著者による、アメリカの底辺校での教育とカウンセリングを行った経験を綴った一冊。制度問題や提言というよりも、ありのままの体験談として捉えた方が良いと思う…