伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

人生、この憂鬱なるもの

万年筆のこと(人生、この憂鬱なるもの)

人生における憂鬱なことに、文をしたためるということがある。別に恋文のようなロマンティックなものではなく、純粋にビジネスについての手紙であったり、さしたる用もないけれどお礼方々記す手紙であったり、酷く憂鬱な気分に陥る。 何しろ悪筆である。他人…

煙草、ライターのこと(人生、この憂鬱なるもの)

人生はとにかく憂鬱なものである。世間を渡るにはろくでもないことにも耐え、思わず顔をしかめたくなる出来事を忍び、孤独の中を「居きる」よりほかない。「居きる」は「生きる」に通じ、人は多かれ少なかれ自らの中に他社を拒絶するという憂鬱の中にその身…