伊達要一の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

エッセイ

続・オーケストラは素敵だ オーボエ吹きの修行帖(茂木大輔/音楽之友社)

N響首席オーボエ奏者によるエッセイ。以前紹介した前作の続編だ。あとがきに「山下洋輔」の名前が出ているように、所謂「昭和軽薄体」の雰囲気に満ちていて、とっても楽しいエッセイ。 各楽器についての解説的な内容が多かった前作よりも「楽隊」の裏話的な…

オーケストラは素敵だ オーボエ吹きの楽隊帖(茂木大輔/音楽之友社)

N響首席オーボエ奏者の著者によるオーケストラをテーマにしたエッセイ。クラシックをあまり知らなくても楽しめるし、知っていればなおのこと楽しめる、肩の力を抜いた気楽に読める一冊だ。 読んでいて一番「あー」と思ったのが、弦楽器と管楽器の価格格差の…

どくとるマンボウ航海記(北杜夫/新潮文庫)

この本を最初に読んだのは忘れもしないいつだったか。確か中学一年の読書感想文だったように記憶している。 当時、読書感想文の本を買うのが面倒で実家に転がっていた本書を読んだのがきっかけであった。その当時は読みやすい本だと流し読みをしてチョチョイ…

旅は自由席(宮脇俊三/新潮文庫)

学生時代は無闇矢鱈と本を読んでいて、図書館で借りては読み、古書店で買い漁っては読み、新刊本を買っては読みと若干正気を疑うような読み方であった。 まあ、この乱読がいまの自分を形成していると思えば、そういう時代もあるのだろうと思うのだが。 本書…