本日の更新(2017/06/15)
2017/06/15のTwitterをもとに出来事やメモを記述していきます。
Twitterのつぶやき呼び出しがかなり処理的に重たく、自分でも不便*1なので、極力「続きを読む」記法でトップページから追い出すことにしました。
不都合があったら適宜変えていくつもりです。
メモのためセルクマ。独立性の高い富士ゼロックスの支配を強化出来るという点で、今回の事件は奇貨だよねという話。 / “富士フイルムからしてみれば奇貨となる、富士ゼロックスの不正経理問題 - 伊達要一の書棚と雑記” https://t.co/C2738oT5xx
— Yohichi Date (@Yohichi_Date) 2017年6月15日
こちらの記事に関するつぶやきとなります。
yohichidate.hatenablog.com
今日の未明に更新した「はてブ」になります。昨日の更新でも書きましたが結構難航したシロモノでした。
*1:幾つかの記事は自分で使う用にまとめていたりするため
今日のはてブ(2017/06/14)
5月の末に半ばノルマ消化気味にやって以来の「今日のはてブ」です。ここのところ色々と状況が改善してきて、以前よりはニュースのチェックに時間を割けるようになった関係もあり、今月はもう少し頻繁に――最低でも週に1本は更新したいところです。
まぁ、あくまでも「願望」に過ぎない話ではありますが。
さて、6月一発目のネタはこちらになります。
富士フイルムからしてみれば奇貨となる、富士ゼロックスの不正経理問題
世の中、パッと見た目にはアンラッキーな出来事だったとしても、よくよく見てみるとラッキーな出来事というのが往々にしてあるわけでありまして…… この度発覚した富士ゼロックスの海外子会社による不正経理*1もそれなのかな、と思う次第です。
今回まずもって抑えておかなければならないのは、富士ゼロックスという会社の特殊性です。言ってみれば本体からの独立性というか独自性というか、あまり風下と思ってなかったきらいがあるということになります。
そもそも富士ゼロックスは、1960年代*2にゼロックスの英国法人ランク・ゼロックスと合弁で設立したのが生い立ちです。当然合弁ということもあり、出資比率はゼロックス側と半々でした。
その後21世紀に入ってすぐに当時左前だったゼロックス本体*3から持ち株の買取を打診されて出資比率が75%となり、連結子会社となります。さらに「富士写真フイルム」が「富士フイルムホールディングス」となったタイミングで、本流事業を執り行う子会社の「富士フイルム」と同じく事業子会社となったという歴史的背景があったということですね。また、小林陽太郎氏*4のような著名な人士を輩出していたという自負も富士ゼロックス側にあったわけです。
さらに、富士フイルムホールディングスのなかで富士ゼロックス(ドキュメントソリューション)が占める割合は5割近くあり、自負心も強ければ源流の「写真フイルム」の色合いが強いホールディングスに対する反発心といったようなものがあったのでは無いかと推察されます。
その上で以下のはてブをご覧頂ければ、と。
不適切会計の富士ゼロックス、“富士フイルムカラー”で出直し
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「雨降って、地固まる」というよりも、富士フイルムとしては事業再編の良い口実になったくらいに思っていそうですね。
2017/06/14 13:36
*1:不適切な経理処理というのは明らかにお茶を濁し過ぎな表現だと思う
*2:現在の「富士フイルムホールディングス」がまだ「富士『写真』フイルム」として写真フィルム事業を中心に展開していた時代
*3:その頃には英国法人が米国本社に吸収合併されていた