伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

本日の更新(2017/03/10)


昨晩はいつものように25時にエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲んで就寝。本当はもう1~2時間早く寝なければならないとか思っているんですが、なかなかそういう生活習慣になりませんね。25時半ごろに完全に寝落ちモードで入眠。
起床は例によって8時前。本当は6時前起床なのに…… 本当に嫌になりますね。



先日、家人がインスタントコーヒーと間違えて焙煎・ミル済のレギュラーコーヒーを買ってきてしまいまして。私がまだ幼いころはコーヒーメーカーを使ってそれなりにドリップして飲んでいた記憶があるものの、今となってははるか昔のこと。コーヒーメーカーも使わなくなってウン十年というところです。いちおうモノはあったもののまともに動くかどうかもわからないので、こちらは放置することに。
それで昨日安いドリッパー*3とフィルタだけ買ってきた次第です。ケチって二度も三度も淹れたコーヒーは飲めたもんじゃなかったわけですが、今朝一杯だけ淹れたものは中々のお味でした。少なくとも手間をかけるだけの価値はあるお味というところですね。本当はフィルタに一度お湯を入れて紙の雑味を飛ばすだとか、カップを暖めるといった手間が必要なんですけど、そこは流石に面倒なので省略してますが。

ただまあ果てしなく面倒ですね。朝の忙しい時間にこれを毎日やれるかというと、うーん。

その後再度やってみたんですが、今度は薄すぎて非常に微妙な感じ。お湯の量が多すぎた感じですね。コーヒーの計量スプーンで言うと1杯はよくあるコーヒーカップ用で大型のマグカップに使うような量じゃないということになりますね。

さらに今度は計量スプーン2杯でやると今度は苦味が強すぎて今ひとつです。やはり大きすぎるマグカップでやるのは無理がありますかね。

ところで、コーヒーの出し殻って乾かすと臭い取りに使えるなんてことを聞いた記憶があるんですが、本当なんですかね? 私の部屋が強烈にタバコ臭いので活用出来ないかしらん。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

*3:穴が3つのカリタタイプ

本日の更新(2017/03/09)


昨晩は25時前にエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲み、就寝。比較的スムーズに入眠した感じ。
起床は例によって寝坊モードの8時。睡眠状況をトレースしたデータを見ると比較的熟睡していることになるものの、眠気が取れきって無い感じですね。



午前中はちょっとした雑用を済ませてたんですが、12時前になって強烈な眠気が。というわけで、昼飯直前だというのにミニあんぱんを2個つまみ紅茶で流し込む。
そのせいか昼飯は遅くなるわ腹具合がどうも安定しないわでどうにもこうにもです。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

本日の更新(2017/03/08)


昨晩は25時前にエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲んで床につくもすぐに眠れずに猛烈な頭痛までしてくる始末。どうにかこうにか26時*3過ぎに入眠した模様。睡眠傾向をロギングしているんですが、それを見るとかなりぐっすり眠っていたようですね。
起床は寝た時間からすれば、まあ妥当な7時起床。眠気はかなり残っているも疲労感は無くて多少マシな気分ではあります。



お役所マニア的に規則の類を調べて読むのは結構好きなわけですが*4そんな私に取ってずっと気になっているのが「現代で徴兵をやっても検査で引っかかるヤツが続出するんじゃないの。特に視力」というもの。当時の法令集なんて調べるのが面倒だしなぁとずっと棚上げだったんですが、Wikipedia経由で根拠となる陸軍省令「陸軍身体検査規則」(昭和3年陸軍省令第9号)に気付いて調べていくと、ミリヲタの殿堂国立公文書館アジア歴史資料センターにありそうということに行き当たることに。
……ってか、なんで気付かなかったんでしょうね。

で、一応当時の現行兵事法令集なるものがヒット。昭和19年3月陸軍省令第16号まで反映された内容なのでかなり末期の改正*5なのでいわゆる「平時」の基準ではないですが参考になりそうではあります。



まずは徴兵検査に見事?合格となる「甲種」から。

第六条
 左の各号の一つに該当する者はこれを甲種と為すことを得ず
一 身長1.52メートル未満の者
二 胸囲身長の半に達せざる者
三 筋骨薄弱なる者
四 各眼の裸眼視力(以下単にこれを視力と称す)「0.6」に満ちざる者(屈折機異常を有し各眼の視力「0.3」異常にして、かつ各眼の矯正視力「0.8」以上の者を除く)
五 特記すべき疾病その他身体または精神の異常を有する者


(陸軍身体検査規則(陸軍省令第9号 昭和3年3月26日)の字体、送り仮名、単位表記及びカナ文を改め、横書きに合わせて適宜算用数字に置き換えた)

マニアとか言っておきながら「項」と「号」を間違えているあたり程度がアレ過ぎて泣けてきます。



それはさておき引用末尾にある通り省令の本文ですね。焦点*6となる視力ですが、

  • 裸眼の場合各眼視力0.6以上
  • 矯正視力の場合、裸眼で各眼視力0.3以上で、かつ矯正視力で各眼0.8以上

ではないと見事甲種合格からの入営/入団、万歳三唱とはならないわけです。省令が制定された当時の昭和3年は平時で甲種でも定員オーバーで即日帰郷となるケースがあったそうで*7当時から言えば徴兵から外れる可能性が極めて高かったと言わざるを得ません。



私の場合視力だけで言えばかなりグレーゾーンだったりします。両眼であればかなり楽勝だったりするんですが、右眼がかなりギリギリなんですよね*8
で、省令の本文だけだと甲種に関する規定しか無いんですが、その他については「付録」*9に記載があります。

付録第二
18 近視、近視性乱視
 第一乙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の矯正視力「0.8」以上のもの
 第二乙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の矯正視力「0.5」以上のもの
 第三乙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の矯正視力「0.3」以上のもの
 丙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の矯正視力良き方の眼にて「0.3」以上のもの
 丁種
  近視または近視性乱視を有し各眼の矯正視力「0.3」に満ちざるもの


(陸軍身体検査規則(陸軍省令第9号 昭和3年3月26日)の字体、送り仮名、単位表記及びカナ文を改め、横書きに合わせて適宜算用数字に置き換えた)

というわけで視力に関する規定はかなり厳しいです。



個人的にこの資料を読んでどっちが正なのか悩ましいのですが、付録第三には以下のような記述があります。

付録第三
18*10
 乙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の視力0.3以上にして、2「ヂオプトリー」以下の球面鏡による各眼の矯正視力「0.8」以上のもの
 丙種
  近視または近視性乱視を有し各眼の視力0.3に満ちざるもの、および各眼の視力0.6に満ちず、かつ2「ヂオプトリー」以下の球面鏡による各眼の矯正視力が「0.8」に満ちざるもの


(陸軍身体検査規則(陸軍省令第9号 昭和3年3月26日)の字体、送り仮名、単位表記及びカナ文を改め、横書きに合わせて適宜算用数字に置き換えた)

この記述だけを見ると前掲付録第二よりも厳しいように見えます。付録第二の方は裸眼視力について暗黙のうちに各眼0.3以上ということを含んでいるだけなのかもしれませんが、どちらを正とするかは悩ましいところですね。ご存じの方ご教示頂ければと思います。



身長については上述したとおり1.52メートル未満というもので、現代でこれに引っかかるのはそうそう無いはずです。とは言うものの、背の低い人でパッと思いついたナインティナイン岡村隆史氏は1.56メートルらしく、体格がかなり小柄な部類のひとはこれも簡単に引っかかってしまう可能性がありそうです。



そしてもう一個現代的には引っかかりそうなネタが「デブ」です。まあ、私がそうなので気になったわけですが。
流石に引用も面倒になってきたのですが続けます。

付録第二
3 脂肪過多
 第一乙種
  (空白)
 第二乙種
  (空白)
 第三乙種
  (空白)
 丙種
  脂肪過多にして動作に妨げあるもの
 丁種
  脂肪過多にして内臓の機能障碍を伴うもの


付録第三
3*11
 乙種
  脂肪過多にして動作に妨げなきもの
 丙種
  脂肪過多にして動作に妨げあるもの


(陸軍身体検査規則(陸軍省令第9号 昭和3年3月26日)の字体、送り仮名、単位表記及びカナ文を改め、横書きに合わせて適宜算用数字に置き換えた)



なんでしょう。この見事なまでにデブは甲種合格させないという強固な文言に、往年の千葉ロッテにおける「デブは二倍」の雰囲気を感じてなりません。いや、冗談を言っている場合ではないんですが。
当時でこそ栄養過多による極度な肥満はかなり珍しく特殊な例だったかと思うわけですが、ぶっちゃけた話、私の場合糖尿病に罹患して100kg以上ある現在はもとより二十歳当時も脂肪過多と判定されてもおかしくないと思えてしまうあたり、色々と物悲しい気分に陥ります。



ある種のオチとして、じゃあ自衛隊では? ということになるんですが、当然規定があるわけです。

別表第1(第4条*12、第7条*13関係) 男性自衛官等合格基準
 1 身長
  155cm以上
 2 胸囲
  附表第1による
 3 体重
  附表第2による
 4 肺活量
  3,000cc以上
 5 視力
  両側とも裸眼視力が0.6以上、裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8以上又は裸眼視力が0.1未満であつて矯正視力がプラスマイナス0.8ジオプトリーを超えない範囲の屈折度のレンズによつて0.8以上であるもの
 6 色覚
  色盲又は強度の色弱でないもの
 7 聴力
  (1) 秒時計法で両側とも1m以上の距離で聞きわけるもの
  (2) 聴力計法で1000Hz、4000Hzにおいて、それぞれ一側が30dB以下、他側が50dB以下で聞きわけるもの
 8 疾患
  附表第3に掲げる不合格疾患のいずれをも有しないもの
 総合
  自衛官としての隊務を支障なく遂行しうる体力を有すると認められるもの
備考 聴力検査は、秒時計法又は聴力計法のいずれか一方を行うものとする。

自衛官等の採用のための身体検査に関する訓令(防衛庁訓令第14号 昭和29年9月13日)

視力に関しては戦前よりもかなり緩くなっています。基本的に矯正視力で0.8ならば、まあなんとか大部分がオーケーということになりそうです。ただまあ、そんな眼の悪い兵隊が居ても役に立つのか? という疑問は否めないところですが。

で、私が一番気になっている体重ですが。

173cm以上176cm未満で54kg以上なら合格とのこと。良かったデブで落とされるオレはおらんかったんや。
……と思いきや、疾患のところに「過度の肥満を呈するもの」はNGとあったりするんですね。



やっぱりデブは軍隊生活を許されないようです。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

*3:夜中の2時

*4:今からしてみるとなんで法学部に進まなかったんだろう。謎だ。まあ大学時代民法落としてるけど

*5:要するに基準を緩めないと人的資源が枯渇しそうな状況。HoI4でいうところの「無際限徴兵」くらいまで行き着いたあたりでしょうかね

*6:視力だけに

*7:ちょうどこの省令が制定された昭和3年に入営した棟田博さんの陸軍よもやま話によれば、そういうひとを目撃したとの記述あり

*8:0.2~0.3くらい。体調によって結構変動したりする

*9:要するに別表ですね

*10:近視、近視性乱視を指す。表上略記されている

*11:脂肪過多を指す。表上略記されている

*12:身体検査合格の基準

*13:合格基準の特例

本日の更新(2017/03/07)


昨晩は24時半過ぎにエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲んで就寝するも非常に浅い眠り。どのくらい浅いかというと寝ているというよりもうとうと状態で横になっていると言った方が正確なくらい。
そのくせ朝は起きられず8時起床。もうなんなんでしょうね。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

本日の更新(2017/03/06)


昨日は日中所用で外出してた関係もあり、夕方くらいから猛烈な眠気襲来。結局夕食を摂って間もなく20時くらいに着替えもせず風呂にも入らずグッスリと仮眠モード。このまま眠り続ければ良かったものを5時間後の25時、不意に目が醒めてしまう。用を足して眠気が遠くなってしまったこともあり、暫くして25時半にエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲んで布団へ。
ところが全く眠れず記憶にある限りは26時半くらいまでは起きていたかと思います。
結局翌朝目が醒めたのが8時過ぎ。大体10時間弱寝ていた計算になりますか。本当にげんなりしてしまいますね。



ここのところ「人手不足」という言葉がようやくにして新聞雑誌メディアその他に載るようになってきたわけですが。まあ、この期に及んで給与水準の上昇も微妙でトータルでの人的資源が緩やかに減少するなか、個別企業の雇用政策に目覚ましい動きが無いようで、ある意味で失望の至りとでも云うべきでしょうか。

マクロの観点で言えば、同一の労働力を供給する人的資源に対して、企業が自ら雇用する労働市場と労働者派遣契約経由で入手する労働市場に分断されてしまうことで、本来市場が需給と一定の法規制の範囲で調整されるべき賃金水準に極めて強い下方硬直性が生まれてしまったことが原因なんですよね。唯唯諾諾と労働者派遣の規制緩和をやる反面、労働市場に分断に手を打たなかった*3がために非常に歪んだ構造だけが残って今に至る次第なわけで。ドラスティックに修正するならば、解雇規制を大幅に緩和させて労働市場を強制的に一つの枠組みに放り込んであとは知らんぷりを決め込むくらいしか思い浮かばないけども、恐らくこれをやれば賃金の下方圧力が物凄いことになって内需関連企業は片っ端から潰れることになるでしょうね。



ミクロな個別企業レベルの議論で言えば、いち企業においてある程度なだらかな年齢分布*4を有していなければ、拡大再生産の限界点に達する*5わけですんで。
ある種の「圧力」として、とりあえず上場企業に限ってでも決算日現在での連結ベースでの従業員年齢分布を掲載させたら面白いことになりそうですね。優良企業とされているような先が、実は非常に歪な年齢構成になっていることで継続的な存続が危ぶまれるなんてこともあるのかもしれないです。



上でも述べましたけど終身雇用自体は高度経済成長期の偶然の産物ではなく、実のところ生産現場の労働者を一定数確保せねばならなかった企業サイドの苦肉の策*6だったりするわけです*7。企業は継続的に存続するということを建前としている以上、場当たり的な雇用政策を取らざるを得ないのは一定規模以下*8の企業であって、年度内に10名以上雇用するようなところなんかは年齢分布ということは真剣に考えないと立ち行かないでしょうね。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

*3:というよりも手を打てなかったというのが正しいのかもしれない。

*4:全般に若年層が比較的多く定年に近くなればなるほど要員が減少する傾向になるのが理想。何故ならば継続的に拡大をするなかで要員は不足する傾向にあるため一定の先回りをして人的資源の確保をせねばならない

*5:中途採用によって人員不足を手当するのにも、事業拡大局面は同時に社会的に見て人的資源が不足する状況下にあり、必要な量を確保することが困難な可能性があるため

*6:熟練工の離職を避けるための手法だった

*7:結果として定着したのは高度経済成長期における人的資源の慢性的な不足によるものですが

*8:概ね従業員100名以下の規模を想定する。何故ならばこの規模の場合年度での新卒従業員を複数名雇用するほどの規模ではなく、景況感に依って求人をしないというケースも十分に考えられるためである。