伊達要一@とうきょうDD954の書棚と雑記

伊達要一の読んだ本の紹介と書評、それと雑記

今日のはてブ(2017/02/22)

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本当に久しぶりに今日のはてブをやります。

ここのところ気力が物凄く減退していてこのままこのブログもフェードアウトしてしまおうかと思うところだったりするんですが、それでも熱量を与えるような記事を見かけると、ね。

観測気球屋日経の的はずれな大学批判

日経こと日本経済新聞といえば観測気球記事なわけですが、子会社の日経BPも負けず劣らず観測気球を飛ばしてますね。

予備校の「裏メニュー」にすがる悲しい大学:日経ビジネスオンライン

これって全科目の話じゃなくて、教員が手薄になりがちな科目の話じゃないのかと。あたかも全科目に跨ってという印象を与えるのはどうもなぁ。

2017/02/22 08:52

教養学部」解体による影響

まずもって入学試験に対するリソースの問題。はてなブックマークを眺めると「新設大学云々」というのがあったけども、そこについては今回一先ず置いておきましょう。議論としては後述する話にも絡んでくるんですが。

まずはこの入学試験をアウトソースして云々の話。簡単に言ってしまえば全科目でやっているわけではないです。文系学部では手薄になりがちな国語や地理・歴史、理数系の科目に限った話だろうし、理系学部だったら理数系を除いて公民系の科目あたりでしょう。英語に関しては実のところ大学教員に比較的余裕があるハズなので恐らくは無いでしょうし、文学系の学部なら基本的にほぼ全て内製可能だと思っています。
はてブにも書きましたけど、あたかも全ての科目をアウトソースしているような読み方が出来るよう内容というのは正直アンフェアであまり褒められた記事とは思えません。

さて、この入学試験のアウトソースなんですが原因は簡単なんです。大学の教養課程を廃止したからなんですよね。

戦前から大学には予科(教養課程)と本科(専門課程)というように、リベラルアーツと専門的教育を分けて行ってきた経緯があるわけです。今でも東京大学は頑なにこの枠組を外していません*1。諸外国でも大学教育の大学教育たる所以をこの教養課程に置いているフシがあります。物凄く荒っぽい話をしてしまうと、諸外国で大学生から軍隊に引っ張るということをするときに、教養課程まで終えていた連中はそのまま士官教育をやって少尉あたりに押し込むということをやっていたわけです。要するに教養課程プラス軍隊教育で士官にしてOKと考えているわけですね。

事程左様に教養課程というのは重要だったわけですが、今では殆どこの枠組は無くなっています。各学部に教養科目の教員を設置*2して少数でどうにか動かしているというのが実際です。

通常の講義という観点ではこのようにリソースを分散させてもさほど問題にはならない*3ようですが、困るのが入学試験のときなんですね。大抵の大学では作問を学部ごとに実施しているんですが、教養科目の教員が手薄になるとこのとき困るわけです。例えば物理学部で入学試験の問題を作問するときに、物理の問題は作問者が石を投げれば作問者に当たる程度にはいます。しかし、数学の問題はどうでしょう。物理学部で数学の問題を作問出来る教員は限られてくるわけです。さらに国語の問題になるとごくごく限られた教養科目の教員しか不可能ということになります。ここに受験産業にアウトソースしないといけなくなる所以があるわけです。

なので、入学試験のアウトソースを論ずるのであれば教養学部の解体に端を発するあたりから議論しなければただの難癖になってしまうわけです。

受験産業マッチポンプとそれに乗っかる日経

そしてこの手の「裏メニュー」はある種マッチポンプ的な側面を持ちます。
大学入試の分析をこの手の受験産業は行うわけですが、悪問批判というのをよくよくやるわけです。新制高等学校の課程で扱う内容から外れているだとか、そういうやつですね。地歴公民科や国語科だとかなりこれはやられていたりします。
ただでさえリソースが乏しいなかでこのような批判を受けるとそりゃあ萎縮しますよね。そのとどのつまりがアウトソースです。裏メニューなどと言ってますがある意味マッチポンプだと思います。自然「受験テクニック」的なものを身につけた連中しか解答出来ないような問題が量産されて受験産業は栄華の時代というわけです。まあ、少子化で死にそうになっているところがあるわけで、ある意味ざまぁなんですが。

このくらいのことは日経BPの関係者もライターも知っているわけです。ただ、それには触れない。そこに物凄い悪意を感じます。

言ってみれば出来の悪い気球ですよね。そりゃあ、叩き落とすべきでしょうよ。

*1:こういうところを見ると、良くも悪くも東京大学というのは「大学の位置付け」ということを強く考えているということがわかります。単純に教養学部――駒場の権力が強いというのもあるんでしょうが。

*2:実際は教養学部の教員を各学部に配置転換した。このとき語学系の教員は文学部や外語学部への移籍が中心になるものの一定数各学部にも配分された模様

*3:わけではなくて中の人いわく色々と問題はあるそうな

本日の更新(2017/02/22)


昨晩は22時半に風呂に入ってから、暫く野暮用を片付けて24時ごろにエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲んで24時過ぎに寝ました。
ここ最近では珍しくまともな時間に寝たような気がするのですが、実際にしっかり眠りについたのは25時過ぎでした。



今朝も寝坊モードで8時起床。徐々に起床時間がまともになってきているのは良いとしても睡眠が強烈に浅くなっています。寝起きは本当に眠気が酷くて、起きてからも体のだるさが抜けないですね。
眠りが浅いということは夢を見るということで、例によって物凄く疲れる夢を見ました。もうなんというか色々とダメなんじゃないかと思ってなりません。



上で書いた野暮用というのがExcelをシコシコ弄ってどうのこうのの話なんですが。
ごくごく個人的な話です。昔からVBA(というかマクロ)があまり好きじゃなくて基本的に関数の組み合わせでワンライナーで済ませるのが好きなんですよね。可読性は著しく悪くなるので良くないことは分かっているんですが、どうにもVBAやマクロが好きになれない。

それでシェル芸の話です。上田さん*3が提唱したと勝手に思っているんですが、定義はこちらになります。

シェル芸の定義バージョン1.1
マウスも使わず、ソースコードも残さず、GUIツールを立ち上げる間もなく、あらゆる調査・計算・テキスト処理をCLI端末へのコマンド入力一撃で終わらすこと。あるいはそのときのコマンド入力のこと。

シェル芸 – 上田ブログ

要するに、後々のことを考えるならばソースコードが残る形で済ませるべきものをシェル*4でカチャカチャカチャ、ッターン!*5と済ませることですね。

Excelの関数も似たようなところがあるような気がするんですが、気がするだけでしょうか。



ギャンブルとしてのパチスロというよりも、筐体そのものの話です。
基本的にパチスロはリール回転スタートした時点で抽選を実施して「当籤」「外れ」を決めています。その上でリールの挙動を制御して当籤のときには当籤になるような、外れの場合には外れになるような制御をかけているわけです。例えば、当籤が成立した際に液晶画面や筐体のランプなどでそれとなく示した上で遊技者にその通り操作させて当籤させる*6だとか、外れの際に出目が揃わないようにリールを制御するといったような具合です。
機種によっては当籤状態だとしてもその後遊技者が目押しで当籤を確定させねばならないものが多い*7ですが、基本的な仕組みとしては全てリール回転スタートの段階で全て決まっているわけです。

ここの抽選ロジックがある意味パチスロのキモになってくる部分なのですが、面白いかどうかを抜きにしてごくごく単純に抽選をするだけであればRaspberry Piあたりにプログラムを入れて動かせばいいわけです。物凄く単純化して、ビッグボーナスという大当たり、レギュラーボーナスという当り、ベルという小役があるパチスロ機があるとすれば、以下のようなロジックを組めばいいわけです*8

#!/bin/bash

LOTTERY = $(($RANDOM % 47))

if $(($LOTTERY % 47)) -eq 0 ; then
  echo 'BIGBONUS'
elif $(($LOTTERY % 29)) -eq 0 ; then
  echo 'REGULARBONUS'
elif $(($LOTTERY % 7)) -eq 0 ; then
  echo 'BELL'
else
  echo 'blank'
fi

上述のシェルスクリプトのところで「echo」としているところに、それぞれの制御命令*9を書けば一応最低限のパチスロらしい制御は可能となるわけです。

実際はもうちょい複雑だったり、最近のパチスロ機では液晶画面での表示もあったりするのでシェルスクリプトで全部やるのは厳しいと思いますが。

抽選プログラムはこんなふうにそれほどハードルの高いものではないわけですが、問題はリールなんですよね。ステッピングモーターを使って動かすわけですが、まずもってイチから作るとなるとかなりハードルが高いです。ステッピングモーターとリールを組み合わせるのはなんとなくイメージはつくけど、それを3つ使ってそれぞれ制御信号を受けて協調的に動かさなきゃならないわけで。

手っ取り早くということであれば、実機を購入して*10リールや筐体部分を流用することが考えられるのですが、その場合リールや筐体に信号を送るための命令をリバースエンジニアリングしないといけないわけで。
今のところの思いつきとしては、「統括制御&スタートレバー制御&抽選」「左リール・ボタン制御」「中リール・ボタン制御」「右リール・ボタン制御」「筐体制御」と5台くらいのRaspberry PiをスタックしてそれぞれにGPIOやUSBポートを使って制御することを考えているんですが、技術的に可能なんでしょうか。

自作パチスロ機。うーむ、まだまだ先は長いです。



これを書いた元ネタのツイートがこちら。
今上天皇の譲位についてはある意味あの発言によって昭和のときのような不謹慎騒動が起きないだけまだマシだし建前上今の御代が続くということにしてもまだ許容範囲だとは思うけども、昭和63年という年の9月以降だったりすると仕方がないとはいえ色々と思うところがある役所関係者も多かったのではないかと思う次第です。まあ、所詮文書の話と割り切ればそれまでだとは思うわけですが。



こちらは久々にはてブでやります。ちょっと思うところがあったので。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

*3:千葉工業大学未来ロボティクス学科の准教授

*4:要するにLinuxCLI端末で打ち込むアレとかWindowsPowershellとかのこと

*5:ワンライナーというところをエンターキーを一発打つところで再現しているつもり

*6:かつて意図的に外すことでよりメリットを得られるように打つことで遊技者に有利に操作する方法があったりした。詳しくはリプパン外しを参照のこと

*7:北電子ジャグラーシリーズという機体は当籤確定を示すランプが点灯した後、目押しで図柄を揃えて始めて当籤となる。内部的にはランプが点灯した段階で当籤状態だが目押しが出来ないといつまでたっても当籤しない。ただ、内部的には当籤しやすいような制御をかけている筈

*8:bashなのは筆者の趣味。確率は筆者の願望……は半分冗談で、実際に存在する機種の確率を使うのはもしかしたら拙いのかもというところもあったので

*9:筐体への信号やリールへの信号

*10:中古であれば個人でも購入することが可能

本日の更新(2017/02/21)


昨晩は24時ごろにエチゾラム*1ゾルピデム*2エバミールを飲むもすぐに眠気が来ず。25時ごろになり不意に思い立ってちょっとした作業をし始め、途中多少眠くなるも終わるまで進めて結局寝たのは26時。
こんな時間では当然に寝坊をしたんですが、昨日よりは多少マシな時間だったのが気分的には良いのかな、と。というわけで8時半起床。

それにしても酷い夢を見ました。ゾンビ映画というかゾンビが出て来るFPSのような筋書きなんですが、やたらと引っかけのような選択肢があって正解を選んでも物凄く苦い展開になるような。異性に不自由しない筋書きは苦さを補う甘みにすらなってない感じです。全般的な頭の悪さと後味の悪さに自分で身悶えるような感覚が大変に厭なものです。



諸事情あって久々にExcelをゴリゴリ使っているわけなんですが、少し重ための表を開こうとすると全くにっちもさっちも行かない状態に。最終的にマシンの再起動をかけてホットフィックスをあてた状態で試したら開いたんですが、いつからOffice関係はこんなに重たくなったんですかね。Office97くらいまではそんなにイライラ感は無かったんですが。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬

本日の更新(2017/02/20)


昨晩は曰く付きの電気温水器*1が例によってお湯切れになった関係で、風呂に入った時間が遅く24時直前に軽く浸かった程度で慌てて出る羽目に。風呂から出て24時過ぎにエチゾラム*2ゾルピデム*3エバミールを飲んだものの当然すぐは眠れないわけで。結局2時間近く経った26時過ぎにどうにか就寝。
今朝は6時ごろに目覚ましで一応目が醒めたものの、あまりの眠さにそのまま二度寝して結局9時に起床。もう自分が嫌になりますね。ほんと。

*1:某社のヒートポンプタイプのやつ。電気代はアホほどかかる、お湯の勢いが無くシャワーが使いにくい、お湯が途中で無くなってにっちもさっちも行かないと大変に不都合まみれで、事前に大反対したにも関わらず導入した家人には今でも冷たい目を向けている

*2:デパスのゾロ薬

*3:マイスリーのゾロ薬

本日の更新(2017/02/19)


昨晩は24時半前にエチゾラム*1ゾルピデム*2を飲んで25時過ぎに就寝。
朝は8時半過ぎに起床と休日としてはまあマシな部類でした。



というわけで、昨日はぱにぽにだっしゅ!の一挙放送後半戦でした。
live.nicovideo.jp
後半戦は満遍なく出来の良い回が散らばっていて正直落とす回が無いんですよね。強いて言えばテレビ局が来る回くらいでしょうか。あとは構成をしくじったのかどうか良くわからないのですが、最終回近くの構成がグチャグチャなんですよね。「ラス前回」=>「必殺パロディ」=>「事実上の最終回」=>「水着回」と正直構成が散漫な印象が。

ただ、それを補って余るほど必殺パロディの回が最高ですね。仕置きの部分のパロディが本当に良く出来ている。エンドロールもそれらしい具合で大変に良いです。演者の格として堀江由衣山崎努のポジションというのが正しいのか難しいところですが。

上記のタイムシフトは2017/02/26(日) までなので気になった方は是非。



以前からモータースポーツに興味があって色々調べているんですが、ここらへんもとりあえずはノーマルで大丈夫みたいですね。本格的にやるなら考える必要があるでしょうけども。

*1:デパスのゾロ薬

*2:マイスリーのゾロ薬